見出し画像

📘稽古場日記🕷️2024年11月30日①

2024年11月30日
稽古場日記①は いぶ こと 逢沢伊吹 が担当します!
今日は悠莉さん、いぶのレッスン日です💪

明日から12月、、
早いもので2024年も残り1ヶ月ですね👀
そして同時に、私たちの出演する「芥川龍之介を語る」まで丁度2週間となりました!
今年最後の舞台、皆さんで芥川龍之介の世界へ没入できる、そんな空間を作りあげられるよう引き続き全力で向かっていきます。
2024年ラストの思い出づくりに、是非是非会場へ遊びにきてください🌸!
演者一同 皆様のご来場をお待ちしております🌟

さて今回のレッスン。
はじめに、物語のはじめからおわりまで通しで語り終わったあと、石野から
「お客様意識が伝わるようになってきた」
と言葉をもらいました!
前回に引き続き、少しずつ前に進めているのだと実感しとても嬉しいです。
とはいえ、冒頭に触れたように
公演まで残すところあと2週間ほどと迫ってきた為
喜んでばかりもいられず、よりお客様に「蜘蛛の糸」の世界に入り込んで頂けるような、楽しんで頂けるような表現を目指し今回のレッスンでも多くのことを学んできました。

・言葉を"抜いて"演じる方法
・主観と客観との違い、その際立たせ方
・身体全体を使って演じる方法
・モノローグ(自分のうちに向かって演じる方法)での言葉の紡ぎ方

などなど…

これまでの練習のなかで、漸く 力みや頑張りすぎ!と言われてきた前のめりな語りに柔軟さを取り入れることができるようになってきましたが、それでもまだ部分的に力みが現れてしまう部分があり…。
あくまでも声の大きさを変えるのではなく、力まず、押し出さずに伝える"抜き"の表現をもっと自分のものにし、効果的に使えるようになっていきたいと強く思います。
また、主観と客観、というお話ですが
「蜘蛛の糸」は地の文が多いなか、カンダタの視点、客観的な語り手の視点、お釈迦さまな視点…と、シーンによって主観と客観が入り乱れる箇所が多々あります。
わたしが今この瞬間に、誰の視点で言葉を紡いでいるのか。聞いていただく皆様にも明確に伝わるよう、引き続き練習していきたいと思います。
そして公演では、私の感じていること、みている景色を皆様にも一緒に感じていただき、物語の世界を覗き、体験して頂けるようになってみせます。


それでは!また次の稽古場日記にて
お会いしましょう🌸



いいなと思ったら応援しよう!