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📕稽古場日記📆2024年11月21日・其の弐

🌟この日記は竜三がお届けします🤗

 今回の朗読イベント「芥川龍之介を語る」でゲスト出演をお願いしたのは、会場となる文芸演劇サロン【銀狐】ママで歌人の小川優子さんの息子さん、小川竜駆くんです。竜駆くんは演劇科のある高校から大学を卒業していると言う役者なのです。銀狐で演劇系のイベントを仕切るなど、お若いのに精力的に活動をされていましてね。優子ママが「なにかあれば使ってやってください」と仰った言葉を真に受けた私が今回の出演をお願いしたのでした😅

🌟やっぱり朗読って難しいよね😅

 古典芸能や舞台などの経験はあっても朗読や語りと言うのは特殊なジャンルかも知れませんね。何より普通に芝居をするよりも難しいので😅。と言う訳で、竜駆くんもチャレンジとなったのでした。まぁ、目指す所の基準が私ですからうちの若い衆も含めて大変な事は間違いありません😄。でも果敢に挑戦してくださっているのできっと面白いものになるだろうと期待をしています🤗。

オンラインでも稽古が出来る……良い時代になりました😄

🌟やっと方向が見えたかな🤔

 実は今回が3回目の稽古でした。初回は竜駆くんがどんな感じの演技をするのかを見せてもらうのと、私が目指す方向を提示した感じ。2回目も一度聞かせてもらった後は朗読や語りの技術的なアプローチについて伝えたのでした。そして今回の3回目。この日も一度通しで読んでもらってから芥川龍之介の文章が求めているものを文面から読み解いて、そこにどんなエッセンスや情報を盛り込めば良いのかと言う構造解析をザックリとやってみたのでした。

 私は作品を論理的に読み解くと言う事に重きを置いています。なぜなら作品のメッセージや特徴を読み間違えなければ、仮に技術や経験が満たなくても間違った表現にはならないだろう(これは自分も含めての話)、そうすれば少なくともお客様に作品のメッセージを伝える事は出来るだろうと考えているからです。技術や経験は身に付くまでに1万時間(=毎日3時間で約10年😅)の鍛練を要しますが、論理的な所は理解すればその時からすぐに役に立ちますからね。それに無駄な事をしなくて済むので演技の質を最短で上げられると私は考えているのです。

🌟やっぱり私のアプローチは異端らしい😅

 そんなこんなで色々な事を竜駆くんにも納得してもらいながら進んでいるのですが、やっぱり私のアプローチの仕方は独特なようで初めて聞く話が多いようです😅。でも大抵は納得してもらえるし、すぐに成果も出るのでこの先がとても楽しみです🤗。皆さまにもその成果をご覧いただきたいと思いますので、是非お誘い合わせで遊びに来てくださいね。ご来場を一同心よりお待ち申し上げます🙇。

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