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📘稽古場日記🕷️2024年10月30日
10月30日はいぶ、ゆうり2人のレッスン日。
この日1レッスン目の稽古場日記は いぶ こと 逢沢伊吹 が担当します🌟
芥川龍之介「蜘蛛の糸」2日目です!
今回も、レッスンのはじめに
「蜘蛛の糸」を一度とおしで語りました。
これまでに何度も指摘されてきた"自分の目で物語の情景を見る"を意識し、そしてひとつひとつ言葉のもつ意味を考えながら物語をかたります。
通し終わったあと石野から「位置や距離感の伝え方について、前回よりもよくなった。」と言って貰えました!
多くの課題があるなかで、まずひとつ、より良い方向へ向かって取り組めていると、表現の幅が少しずつでも確実に広がっていると実感を得ることができました。とても嬉しいです☺️💪
しかしながら、これまでにも指摘を受けていた
「頑張りすぎている」という指摘は
今回も引き続き受けてしまいました。。
この"頑張る"というのは、意識を向ける方向性が相手ではなく自分の内側へ向いてしまっている、という意味で使われるのですが、まだまだ相手意識が足らず、自分のなかで物語を完結させてしまいます。
今回"語尾が急ぎすぎている"という指摘も受けたのですが、これも同様で、自分が伝え終わったあと直ぐに次の文章を急ぐのではなく、焦らずに確りと相手の反応を見ながら物語を紡いでいくように、という指摘内容です。相手の反応を見ようとすれば、自ずと「間」を取ることになり、言葉の伝え方やニュアンスののせ方も変わっていく……、と。
頭では分かっている筈なのに、今のわたしは語り始めるとどうしてもまだ意識が自分の内側へ入ってしまい1人で空回ってしまうので、なんとももどかしさを感じます。
しかしこれができるようにならなければ、「語り芝居」として皆さんにお聞きいただく作品にはなり得ず、私の独りよがりな語りになってしまう…それだけは絶対に嫌なので、引き続き「頑張りすぎない!(お客様へ意識を向ける)」を胸に、練習を重ねていきたいと思います!
きっと数々の課題を克服し、朗読イベント本番では皆さんを物語の世界に引き摺り込んでみせます!💪
稽古の覗き場👀
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