稽古場日記👨🏻⚕️2024年10月10日
🟦今回の記事はゆうりが担当します✍️
着々と進みつつある江戸川乱歩「指」の稽古。
前回の課題「指差し確認」には見落としがあることが分かり、今回、考え方がまたひとつ変わりました!☝
というのも、これまで指差しを単語ごとに行うことばかりに意識が向いていました。(登場人物との距離感や物の大きさなど)
ですが中には移動する場合があって、例えば主人公が外から室内へ移動する時には指もその方向に動かします⬅️➡️ 見落とし❶
そして移動する速度を表すために指を動かす速さを変えます 見落とし❷
結果的に大事なのは、単語ではなく文章の流れを表現するように指を動かすことでした💦
そしてこれこそ前回の課題「切り返し」にも繋がることでした!
「授業で教えたはずだけどなあ😅」と言われ、またしても今頃になって実感したことになってしまいましたが……
課題と課題の接点を見つられけたことで新たな目標が見えてきました💪
さらに今回は、手術を終え麻酔から醒めた直後、という特殊な状態にある登場人物「彼」を徹底的に稽古しました。
術後で力が抜けているから伝えたいことが上手く出てこない状態…どうやって表現すれば...と改めて❓だらけ。
まず実際に必要な力は自分が思っているよりさらに半分程度でした😳 ̖́-︎
とはいえただ力を抜くだけだと単調になってわざとらしく聞こえてしまう😳😳
そして「彼」にも感情はあるから、言葉は立たせる😳😳😳❗
「よいしょ」と全身に力を入れる場面は生きていて何度もありますが、抜くことは少ないので難しい。
さらにこれまで力を入れたり張ったり声のトーンだったり📣で言葉を立てることをやってきたので、それを力が抜けた状態で調整をするのが難しい!
何も指摘をもらわなくなった頃には
息の吸い方→力の抜き方→出だしの音の出し方→言葉を立てる時の力の入れ具合→語尾の力の抜き具合…などなど
徹頭徹尾、全身の使い方を確認していました🧍♀️👄
私は小さい頃から病院に寝ている患者の芝居をドラマやアニメで見かける度に、すごいなと思いながら見ていました。役者は健康体なのに全く真逆の苦しみや、しゃべりづらさを表現するのは相当技術が必要で難しいのだろうなと。
実際自分がやってみて改めて難しさに驚きました。
ですが、そんな芝居に感動したからこそ好きになった声優さんもいます(島本須美さんです☺️)
そんな憧れの芝居を演じさせてもらえる機会をもらえたので、追いつけ(追い越せ...!😖💧)の精神で引き続き稽古を頑張ります❤️🔥
次回、「ゆうり、指で流れを表現できてるか!?&全身の微調整をお忘れなく」
ということで次回の稽古場日記もどうぞお楽しみに🔅🙇♀️🔅🙇♀️🔅
🟦ゆうり🟦
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