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📓稽古場日記👨🏻⚕️2024年10月17日
🟦今回の記事はゆうりが担当します✍️
今回は前半が江戸川乱歩「指」の稽古。
後半は12月の公演「芥川龍之介を語る」の「仙人」の本格的な稽古に向けて解釈を深めるところから始めました!
「指」では今までの課題を乗り越えようとするあまり、聞き手に届いていない状態になってしまいました😱😱
私に足りなかったのは、主人公としての医者らしい冷静さをベースに保ちながら、語り手として聞き手に伝える意識を持つというバランスでした⚖️
難しい…
感情や勢いに応じて文章を読むことが癖になっていてフラットになるようにうまく抜くことができず。その上、ずっと課題にしてきた作中の物や人の距離感や、力を抜くという体の状態に意識を集中させてしまい……
結果、聞き手が置いてけぼり状態に😴
難しい…(2回目)
「自分の感覚を確認するのもたしかに大事。でも聴いてる人に届けなきゃ」
と言われてしまいました💦一番大事なことが抜けていた😨
そして、医療の冷静さについて現場でバイト経験がある石野に教えてもらいました👨⚕️👩⚕️
私が参考に見ていた医療ドラマは緊迫感に包まれた状況を医師が冷静に乗り越える様が印象的でしたが、それは患者や親族目線で描かれているから!
リアルは常に冷静で手術も淡々と進むものなんだそうです。
患者やその家族にすれば手術は一大事だけど、医者にしてみれば仕事の一環。決められた手順をこなすもの💉🩻🩺
私が思っていた冷静という状態より、もう一回り本当の医者という職業の人たちは落ち着いた人なのかもしれないと感じました。
そして収録までこぎつけなかったのは悔しいですが、ここでいったん「指」の稽古はストップ。
公演が迫っている芥川龍之介「仙人」についての解釈を深めました📝
ただ、「指」の稽古をストップするといっても、個人的に嬉しいのが「仙人」にも医者がメインで出てくること!👨⚕️
作品の時代は全然違いますが、私には縁もゆかりもない職業についてこんなに長期間触れられるのはワクワクします✨
「仙人」は会話が多く、公演で語る4作品の中では登場人物のキャラクターがハッキリした面白おかしい話です。
そうしたキャラクター感をしっかり皆様に伝えられるように、皆様を置いてけぼりにしないように稽古してまいります!!💦
次回、「ゆうり、キャラクターの理解はどこまで進んだ?」
ということで次回の稽古場日記もどうぞお楽しみに🔅🙇♀️🔅🙇♀️🔅
🟦ゆうり🟦