代々受け継がれる文化
厄を祓い、開運招福・病気回復を祈願する『節分祭』
島では20人くらいが円になって2-3mの数珠を回しなが祈祷する。
中心では護摩木を焚いて願いが成就することを祈る。
そして、最後に島の人たちが持ってきたお正月飾りや、古神符守札を護摩木にくべて燃やす。
そこに宿る神霊が元の御座にお還りになれるように、浄火を点じ焼き納めをする。
この景色を見ながら70代のおじいちゃんが「小さい時から見ている景色だ」といった。
当たり前に今まで続いてきた毎年の行事・文化。
でも、現実は高齢化率が70%を超える島では、いつまでできるかわからない。
その問題はこの島だけじゃなくて、色々なところで発生している。
文化が消滅する可能性がゼロではないことを感じた瞬間。
どうすれば、文化が残っていくだろうか?