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[テニス]回転をかける基本的な方法

ラリーが繋がるようになり、「もっと強いボールが打ちたい」となったときに、回転をかけることが必要になってきます。

今回はそんな回転のかけ方の基本的な部分についてです。

回転のかけ方がわからない、という方向けに書きました。ぜひ最後まで読んでください。

スイングの方向が大事

回転をかけるには、スイングの方向が大事です。

下の図を見てください。

これがフラットとスピンの違いの基本です。

ラケットの面を右へ向け、スイングを右方向に振れば、回転はかからず、ボールは右に飛びます。これが上の図の『フラット』の状態です。

スピンをかけたいときは、面の向きはあまり変えず、スイングの方向を左下から右上にします。これが上の図の『スピン』の状態です。

フラットの時は、青と緑の矢印、つまり打ちたい方向と矢印の向きは同じです。でもスピンの時は、青と緑の矢印の向きが違います。ここがポイントです。


玉突きで試してみよう

もし今ラケットとボールが使えるなら、上の写真の人のように玉突きをしてみてください。

その時、ラケットは真下に動かしていると思います。この時は回転はかかりません。

次に、ラケットを少し斜め下に動かしながら、打ってみてください。左上から右下でも、右上から左下でもOKです。そうすると、打つ時にシュッと音がすると思います。そうすれば回転はかかっています。

回転量の調節にチャレンジ

回転がかかる感覚がわかれば、次のステップです。

次は、ラケットを真横に動かしてみましょう。回転量が多くなったら大成功です。

回転量は、面の向きと、スイングの方向との間の角度で決まります。

最初の図に戻って考えてみましょう。面の向きと、スイングの方向との間の角度を黄色で表しています。この黄色が大きくなるほど回転量が多くなります。ちなみにフラットは、大きさ0と捉えることもできますね。

ではここまでを踏まえて、最後のステップです。ラケットを動かす角度を変えて、回転量を色々と変えてみましょう。

右から左、左から右とスイングの方向を変えると、回転の向きも変わります。たくさんのバリエーションができますね。

ちょっと補足

ボールの飛ぶ方向について、少し補足です。

ボールの飛ぶ方向は、ほとんど面の向きで決まります。ただし、若干スイングの方向に流されます。

具体的に面の角度に対して何度でスイングすればこれだけズレる、という話もできなくはないです。ただ、それよりも実際に打ってみて、思い描いたイメージと、実際の軌道のズレを少しずつ減らして行くほうが、個人的におすすめです。

1回経験できれば、あとは繰り返すのみです。たくさん試して、できる状態から身についた状態までランクアップできるように頑張りましょう!


最後にアプリの紹介です。

現在、テニスで各ゲームのサーブの確率が一目でわかるスマホアプリ、Tennis ServesResearch(テニス サービスリサーチ)をGoogle Play / App Store で公開しています。
アプリのことを詳しく知りたいという方は、こちらのアプリ紹介記事を読んでください。

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