GKセンスの具体的な挙動について
GK調査リベンジ!
以前GKセンスを理解するにあたって英文で理解しようということでこんな動画を作ってみました。
結論として,マニュキー時の反応の速さだと言いましたが視聴者さんの『アプリ版にはマニュキーないから間違っています!』という,そこまでキツイい方ではなかったですが有り難いご指摘をいただきまして,もう少し真面目にGKセンスの反応の速さについて調査することにしました。
ここで見てもらいたい画像があります。こちらです。
このGKやる気なさすぎでしょ!相手選手がシュート打っているにも関わらず微動だにしない佇まい(;^_^A
結果はこの通り↓
当然の結果です。やられたーみたいな倒れ方が腹立つ笑
こちらの選手ですが一応ポジション適性はGKです。そしてお気づきでしょうか。瞬発力の高さを!そうです。瞬発力全振りです!こちらの選手でGKセンスの悪さ加減をみてるついでに瞬発力の検証も仮で進めていたのですが,瞬発力は何もいい影響を与えないことがわかりました。まあ総合値にほぼ影響を与えないので当然の結果と言えると思います。
GKセンスとは(仮説)
ということで極端にGKセンスの低い選手を使用してGKセンスの悪さ加減から逆説的にGKセンスの具体的な挙動を考えてみたところ,どうやら相手がシュートを放ってからセービング動作するまでの時間ということになりそうです。
GKセンス(仮説):相手がシュートを放ってからセービング動作(コラプシング,ディフレクティングを発動)するまでの時間
評価対象
このあたりをドンナルンマとヴィニシウスジュニオールを使って検証しました笑
ドンナルンマ:GKセンス92(GK1全振り)
ドンナルンマ:GKセンス85
ドンナルンマ:GKセンス74(初期値)
ヴィニシウス ジュニオール:GKセンス40(初期値,適正なし)
検証方法としては,同じ位置からの挙動を見るためにPKでのセービングシーンを画像解析しました。PKではどのGKも左方向に飛ぶようキー操作入れっぱなしとしました。
PKシーンの中で以下のポイント間のフレームを数えてみました。ここでいうフレームは動画編集ソフトの編集可能な最小単位を表しています。
①動き出し:GKの膝が動いた瞬間
②蹴る瞬間:キッカーの足がボールを捉える瞬間
③目標到達点:GKが横っ飛びして手を伸ばした時の最遠方地点(手の位置)
動き出しについて(①→②)
動き出しについてGKセンスが高いと早いのかなと思って見てみましたが,どのGKセンスに関わらず同じタイミングで動き出していました。また蹴る瞬間のGKの構え方を見ると,なんとびっくりGKセンスが違っても同じ構えになっていました。動き出すタイミングも同じで,蹴る瞬間も同じ構えなので動き出しから蹴る瞬間までのフレーム数も同じでした。(静止画ではわかりづらいかもしれませんが)
蹴る瞬間から目標到達点まで(②→③)
さあ,蹴る瞬間から目標到達点までのフレーム数ですが,はっきりと差が出ました!まず一番早かったのがもちろんGKセンス92でした。その次がGKセンス85,74が同じ34フレームでした。そして一番遅かったのが,GKセンス40で38フレームでした。
GKセンス92が一番早いのは納得ですが,GKセンス85と74が同じフレーム数だったのは意外でしたね。GKセンス40との差が4フレームであるのに対してGKセンス92との差は9フレームも差があるのでGKセンス90台は別次元ということになるのでしょうか。
反応の良さの差はどこに現れるのか
ではGKセンスの反応の良さはどのような挙動で現れるのかということが気になってきますが,答えは両足が地面から離れるタイミングを見るとわかりました。GKセンス92は15フレームで両足が地面から離れました。GKセンス85,74では24フレームで離れました。ほぼ同じタイミングでした。GKセンス40では27フレームで両足が離れました。
GKセンス92とGKセンス85,74に注目して見たいのですが,どの挙動で差がついたのかを調べたところ,GKセンスが85,74ではセービング動作前に膝を曲げて踏ん張ってからセービングを行っているのに対して,GKセンス92はその膝を曲げる動作なしにセービング動作に移っているのがわかりました。
これはかなり反応に影響しますよね。
結論
結論ですが,
『GKセンスが低い(85以下)と踏ん張ってからセービング動作に移るが,GKセンスが高くなる(92程度)と踏ん張り動作なしにセービング動作に入る』
ということでしょうか。
GKセンス85と74に差がない結果ではありましたが,使用感的には差があると感じるので,今回はGKセンスが高いのと低いのでは挙動が異なる,具体的にはGKセンスが低いと踏ん張り動作が余計に入るという観点を抑えておいてください。
本記事では写真のみでしたので,近日中にYouTubeに動画付きで更にわかりやすい挙動の違いなど紹介したいと思いますので,もしよろしければチャンネル登録してお待ちいただければと思います。
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