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【eFootball2023】GKの身長とGK能力値の関係を検証してみた

はじめに

久々に投稿になります。というのも,検証に時間を要していたためで今回の検証でトータル150試合弱費やしました笑

検証した試合は約150試合!

今回検証した内容ですが,きっかけはこんな疑問でした。

『身長の高さに応じて,能力値が反応の速さやセービング範囲に与える影響が変化するのでは?』

具体的に言うと,

身長が高い(190台~200cm)
→セービング範囲が広い
→ディフレクティングの数値が高いほどGK評価が高い

身長が低い(170~180cm台)
→反応が早い
→GKセンスの数値が高いほどGK評価が高い

といった仮定を立てました。事前に育成要素の無いPOTW(Player of the week)の選手について身長とGK能力値を調べたところ以下のように,身長の高さと能力値に相関があることがわかりました。

上記を踏まえて育成パターンを変えた場合にGK性能にどのような違いが出るかを検証しました。

先に述べておきますが,今回の検証は傾向を把握するのが目的のためおすすめ育成ではないのでご注意ください。

評価対象

評価対象は低身長GKとして身長170cmと180cmの選手と高身長GKとして200cm(正確には201cm)の以下の3名の選手を評価しました。なぜ低身長GKを2名評価したかというと,先に結果を言うと170cmGKの評価数値が低すぎて評価にならないかと思い,念のため180cmGKを低身長扱いとして追加で評価したという次第です。

3選手それぞれを以下の通り育成し評価を行いました。

  • 初期値

  • おまかせ

  • GK1全振り

  • GK2全振り

  • GK3全振り

170cmGKは以下の選手を選定しました。低身長で全振り時のパラメータ上限が同じくらいになるような選手として採用しました。

170cmGK 初期値
170cmGK おまかせ
170cmGK GK1全振り
170cmGK GK2全振り
170cmGK GK3全振り

180cmGKは以下の選手を使用しました。こちらの選手は全振り時に能力値が90に乗るため選定しました。(当初コラプシングとディフレクティングに身長の影響が出ると思っていたため,GK1全振り時にGKセンス90に到達しなかったところに関しては選定ミスです。でも87あれば十分機能すると考えています)

180cmGK 初期値
180cmGK おまかせ
180cmGK GK1全振り
180cmGK GK2全振り
180cmGK GK3全振り

200cmGKは以下の選手を使用しました。こちらの選手も全振り時に能力値が90に乗るような選手として選定しました。GKセンスについては180cmGKの理由と同じです。

200cmGK 初期値
200cmGK おまかせ
200cmGK GK1全振り
200cmGK GK2全振り
200cmGK GK3全振り

評価方法

いつものようにスタッツから相手シュート本数に対して何本セーブできたかという『セーブ率』と枠内シュートが何本失点になったかという『枠内シュート失点率』の二つを以下の式で計算しました。

セーブ率=セーブ数/相手シュート本数
枠内シュート失点率=失点数/(相手)枠内シュート数

上記二つのパラメータを使ってGK性能ということで以下の式で計算しました。セーブ率が高いほど,また枠内シュートが失点になる数が少ないほどより性能のよいGKと定義されます。

GK性能=セーブ率/枠内シュート失点率

AI(レジェンド)と10試合行い試合ごとのGK性能を算出し,10試合で平均することでGK性能を算出しました。今回はABEMA CUPのイベントでワールドカップ出場国とひたすら対戦しました。

評価結果

評価結果がこちらのグラフになります。

一番高性能だったのが,200cmGKのGK3全振り育成でした。低身長GKについてはともにおまかせでの育成がGK性能が高くなりました。

全振りパターンを比較すると,高身長GKはGK3全振りが一番高くGK1,GK2に関してはほぼ同等の性能という結果でした。低身長GKの結果についてはGK1全振りが一番性能が高くなりました。

あとは全体的にみると身長が高い方が高性能になりました。身長差がGK性能差に影響しそうということがわかります。

考察

高身長GKのGK3全振りが一番高くなった結果については理由が考えられます。2023へのアップデートくらいから,DF選手(特に最終ライン)の守備時の対応が以前に比べてペナルティエリア内に密集するようになりました。その結果,バイタルエリアからの相手シュートがDF選手に当たる頻度が増えて
セービング範囲の広さ(ディフレクティングの効果)の影響が出にくくなったと考えられます。結果的に近距離からのシュートへの対応がGK性能に大きく影響したと考えられます。

低身長GKについては,170cmGKはやはり身長が低すぎて,GK2全振りやGK3全振りにしたところですコラプシングにしてもディフレクティングにしてもボールに手が届かないという印象でした。おそらく反応(GKセンス)が低すぎて能力が発揮できなかったためと考えられます。一方でGK1全振りでは身長の低さが反応の速さに良い方向に影響したためGK性能が高くなったと考えられます。(小柄な選手がドリブル時にこねやすいのと同じ)

180cmGKも同様な印象を受けました。170cmに比べると手が届く(まだ使える)って感じでした。おまかせとGK1全振りはほぼ誤差レベルかと思います。ただ,全振りするのと均等に割り振るのが同等レベルの性能であったということはつまり,ある程度バランスよく能力を上げておく方がよいということなのでしょう。

結論

結論を以下にまとめます。

  • 高身長GKはGK3全振りすると特に性能が高くなった。
    →アップデートによるDF選手の挙動による影響が出ている

  • 低身長GK(170cm~180cm台)はGKセンス(反応の速さ)を高めることでGK性能が高まる

  • GK性能は能力値のバランスも大事

  • 身長が高いほどGK性能が高くなる

以上のことを踏まえて,次は高性能GKのボリュームゾーンでもある190cm台のGKについて検証したいと思います!

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