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SONYパークミニで遠隔キャッチボールしてきたら、手触りがやたらとよかった。これはプロの犯行。
これはなに?
遠隔地にいるひととバーチャルなキャッチボールができる。
スマホを振りかざし投球。並べられたスピーカーが飛んでくるボールの距離を教えてくれる。
体験のあらゆる手触りがやたらとよい
投球用のスマホのケース
スマホを振り回したときの風切り音
ボールの音
うまくキャッチできたときのバシッ!感
遠隔地を美しく映し、地続きに見えるディスプレイ
気持ちよくキャッチボールができる芝生
こういうデジタル体験展示は「アレっ、操作しているはずなのに、動かない。おかしいな」みたいなことが9割だ。それがほとんどない。
もちろんあるっちゃある。強めに投げたけど、弱いボールなこともある。けど、気にならない。デジタル体験展示における違和感レベルが明らかに低い。
なぜ違和感レベルが低いのかといえば、チューニングがかなりされているのは当然として、全方位のあらゆる手触りがよすぎて少しの違和感程度では動じない。
上の箇条書きに書いたとおり、どこを切ってもワークしている。
体験の理解のハードルも低く、遠隔キャッチボールの楽しさに集中できる
ボールを投げて、ボールを受け取る。そもそもがシンプル。
スマホを持って投げる。ボールが来たらキャッチする。道具はスマホのみ。複雑な操作はない。目の前にはキャッチボール仲間がいる。投げる・キャッチすることに集中する以外ない。
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またリアルのキャッチボールは球は重いし痛いしでけっこう怖さがあるが、この体験にはそれがない。
ボールを投げて受け取るという楽しいコミュニケーションだけを抽出していた。
俺が遠隔のスタッフさんとキャッチボールしている姿を見ても、楽しそうにしているでしょう。なんかもう楽しいんです。知らないひととキャッチボールというプロトコルでコミュニケーションすることが。
SONYパーク地下でやってる遠隔キャッチボールしてきた。
— 桟よしお@XRエンジニア (@katapad) July 25, 2023
デバイスのガワの手触りがすごくしっくりくるし、遠隔にいる人も違和感ないし、キャッチもスローもスムーズ。すべてきれいにチューニングされてる。
芝生でキャッチボール、という場も気分を上げてくれる。 pic.twitter.com/w0FdNLLX6R
特にスマホのケースがいい。ボールは手で投げるから、手のひらから感じる質感が上質。
スマホを手に持ち投球する動作をするので、うっかり投げ飛ばさないようにストラップ付きのケースが用意されていた。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/111691667/picture_pc_ad0fd56f636c307786be82b1e4e3db75.jpg?width=1200)
プロダクトチームが作ったらしく、とてつもなく上質。滑り止めのエンボスの気持ちよさも、ストラップのちょうどよい縛り感もあり、安心感がすごい。「うっかりスマホを投げ飛ばしちゃった!てへっ」なんてことは、ない。握ればわかる。
人差し指ボタンが高機能
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/111692757/picture_pc_9e896cc81d1a5adbbc3a532293b27b80.jpg?width=1200)
あと、ボールを投げるときとキャッチするときに人差し指のボタンを「カチッ」とクリックするんだけど、実はこれ、画面をタッチできる仕組みになっている。画面端の一部がボタンからのタップを感知し、投げる・キャッチするのトリガーにしてあった。Bluetoothも必要なし。
またボタンの位置もスライド可能。手の大きさに関わらず体験ができる。こういう細かい手触りがほんと感動する。
さくっと上質の体験ができて、スタッフさんに詳しい話を聞けて、とても満足!
ありがとうございました!
2023-07-25