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アンコンシャス・マウントには気をつけたいし、そう表現すること自体が意味することについても考えた方がいいかもしれない

今回はふとした瞬間の学生に対する自分自身の発言に対してハッとしたっていう話。
それを言語化するとすれば、アンコンシャス・マウントには気をつけたいっていうことになる。
こんな言葉があるかどうかは分からないけど、意味は分かってもらえるんじゃないかと思う。
無意識のうちに、もしくは悪気はないけど、相手に対してマウントをとるような発言をしていないか、注意が必要だなってこと。

読んでくださってる方にも、こんな経験ありませんか?
例えば、対人コミュニケーションの場面で、相手が「この前こんなことがあって大変だった」みたいな話をしてくれた際に、「そうなんやね。それでいったら、こっちはこんなことがあって、大変やったからよく分かる。ほんと大変よね。」みたいな感じで返す感じ。

話の前提が相談ベースなのか、ネタ提供的なものなのか、それ以外なのかってことによるものの、このやりとりは、見方によってはマウントをとってる感じにもなる。
なぜなら、相手の話に共感する気持ちを示すつもりだったり、もっと大変なこともあるから気にするな的なつもりの発言だったとしても、内容的には相手の体験以上のネタを返していることになり、無意識のうちにマウントをとろうとしていることになるから。
もちろん、言われた相手も、マウントとられたとは感じていないかもしれない。
けれども、話をしてくれた相手に対して素直に返すとすれば、自分の話にすり替えることなく、まずは相手の状況を踏まえて自分なりに考えたことを返してあげた方がいいはず。

と書きながら、そんなふうに捉えていること自体、マウントを取ろうとしている潜在意識のあらわれなのかもしれない。
なんて思ったりもした。

そういう重ね合いが気にならずに楽しむタイプの人がいる一方で、それを敏感に感じ取る人もいるだろう。
そして、その比率的には前者ほど年齢層が高く、後者ほど年齢層が低いのではないか?
個人的には、そう感じている。

だからこそ、今の僕の職業柄、意識しておいた方がいいかなって思った。
だって、基本マウントをとってくる相手ってウザいからw

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