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「なければ、つくればよい」が意味する1つの側面について
今回はタイトルの付け方について珍しく結構迷ってしまった。
どの部分を強調するか?っていう意味で。
ただ、前向きな話にしたかったので、今の環境下であればやっぱりこのワードに行きつくなってことで、うちの学部のキャッチフレーズを使ってみた。
改めて、生きていくにあたって、色んなシーンにあてはまる凄い言葉だなって思っている。
さて、実は最近なかなか悩ましいなって考えていたことがあった。具体的に何がっていうわけではなく、そういう類のことが散見される、みたいな感じで。それらに共通する要因というか構造について考えてみたら、「受け身」「依存体質」「ネガティブパワー」あたりのキーワードが浮かび上がってきた。
で、そこからどうすれば脱却できるのか?っていうのを色々考えていたところ。
僕自身はその真逆の思考を標榜していることもあり、そっち側の気持ちがあまり分からないから、単純になんでそう考えるのかな?って感じになる。そして、その一方で「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる。」っていう言葉も頭をよぎり、余計に「あ〜」ってなって、悩ましいという感じだけが残ってしまう。
加えてもう一つ、「ネガティブパワー」によって受け身や依存体質をベースにした思考が植え付けられる、もしくは強化される現象がさらに厄介だと感じている。まあ、よくある話だけど。
ただ、これだけは言えると思っている。
GIVE & TAKEなんて考えない方がいい。
ましてや、すぐTAKEばかりを主張するのもやめた方がいい。
与えられるのが当たり前、何かをしてもらうのが当たり前、・・・っていうような受け身・依存体質からは何も生まれないから。しかも、その考え方、すごく横着だしカッコ悪いと思うから。
そういう考えの人が増えれば増えるほどどんな世界になるのか想像しただけでもちょっと???だ。
だからこそ、相手がどちらのスタンスなのかは冷静に見極めたいところ。
ただ、誤解してほしくないのは、「頼る」っていうのとはニュアンスが違うっていうこと。
あと、「TAKE」中心の考え方は基本矢印が自分の外に向いていると思う。だから問題や不都合に直面すると、その要因を自分以外に見出し、その解決に向けたアクションを他者に押し付けることが多いように感じる。そうではなく、一旦自分に矢印を向けて、そういう状況をどう捉えるのか?それに対して自分がどういうアクションを取るべきか?考え、行動に移してみる。
そんなマインドやスタンスがこれからの時代を生きていく上では強く求められると思う。
「なければ、つくればよい」というキャッチフレーズには、そういうニュアンスも含まれているんだろうなって、改めて考えた次第。
そして、つくるためには、自分で考え行動するしかないし、そのために、まずは自らがリスクを負う必要があるってこと。その感覚がすごく大事だと思っている。
ということで、今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!