伸び代という側面と責任をもって伝承するという側面と
今日は待ちに待った日。
そう、小倉祇園太鼓の鳥町四丁目チームの練習開始日だった。
7月1日の打ち初め式は悪天候のために中止になったので、今日は1年ぶりに太鼓を打つことができた。
いや〜、やっぱり、これ。
ほんとに楽しかった。
たまらんかった。
ただ、今日の練習の終盤に太鼓長から全体に対するアドバイスが。
練習を見てて感じたこととして。
「リズムが速くなった時に、右手打ちが強くなって四拍子になっていてカッコ悪いから、気を付けるように!」「振りよりも、ちゃんと音を出すように」とのこと。
小倉祇園太鼓は三拍子であることが最大の特徴の1つ。
そして、ギターのベースのような感じで一定のリズムを刻む「ドロ」のパート練習が基礎となる。そして、その時意識しなければならないのが音の強弱。左手で打つときの音が強く、右手で打つ時の音は控えめというのが基本。
これによって、強・弱・無の三拍子が生み出されるってことなんだと思っている。(この部分は僕の想像w)
アドバイスをする際の太鼓長の視線がほぼ僕に向けられていたので、もしかして?っと思ったから、そのあと他のメンバーに聞いてみたらやっぱりそうだった。
どうやら、僕はリズムが早くなると右手にも力が入ってしまうという癖があったようだ。
左右の強弱については、分かっていたつもりなんだけど、実際はできていなかったってことが分かった。
悪いお手本になっていたというのが、なんか、ちょっぴりショックではあったけど、今年の練習初日でそれを指摘してもらえて良かったと思っている。
だから、今年はその部分を意識して練習に励もうと思う。
もう10年ちょっとになるから、ほんとはちゃんと出来てるのが理想なんだけど、現実はなかなか。でも、毎年1つずつクリアしながら少しずつでも上手く優雅に打てるようになれればいいな!って思いつつ、楽しんでるとこ。
ただその一方で、今回のことで再認識したのは、楽しさを伝えるだけでなく、基本となるちゃんとしたことをしっかり伝えなければならないってこと。その重みや責任みたいなものをちゃんと持とうっていうメッセージをいただいた気もしている。
おかげさまで、少しだけ視座が高くなった。
明日も楽しみだ。