【フリーランス経営哲学講座】#26 育児と仕事を”うまく”両立する方法とは?
どうも、片岡です。
フリーランスの生き方・働き方について「超」真面目に考える企画『フリーランス経営哲学講座』、本日は第26回目のコンテンツを配信します。
#26 育児と仕事を”うまく”両立する方法とは?
さて、本日のテーマは、「育児と仕事を両立する方法はあるのか?」というものです。
私も3歳になる双子の娘がいますが、この3年間はひたすら育児と仕事のバランスを考え続けていた日々でした。
いや、それは「バランス」といえるような高尚なものなんかではなく、今回の動画で栗林さんが表現している「ゲリラ戦」というものにまさにふさわしかったかもしれません(笑)
もちろん、私自身が子供を育てるのが初めてということが、結果的に育児がゲリラ戦になってしまった原因でもあるのですが、
・双子育児
・コロナ禍
・待機児童の多い地域に住んでいた
という様々な要素が重なったことも、最終的にこうして東京を離れて地方に移住してまで育児の問題を解決しなければいけない事態に陥った原因だと思います。
ただ、色々あったものの、今の東京の様子を見ていると本当に引っ越してよかったと思いますし、毎日子どもたちを自然豊かな場所で遊ばせてあげることができるのは、素晴らしいことだと感じています。
待機児童の多い東京でフリーランスの夫婦が育児するのは一定以上のリスクがある
もし、これを読んでいる方で、フリーランスで育児を始めようとするのであれば、ひとつだけお伝えしたいのが、この国(特に人口の多い東京)はフリーランスにまだまだ優しくないということです。
今思えば、次第に育児が辛くなり、保育園に入れようと思って区役所の窓口に出向いたとき、
「え?2歳になって今頃保育園を検討ですか? え?フリーランス?在宅なので結構難しいと思いますよ。まあ申請だけはしておいてください」
と担当の女性に鼻で笑われた時に、「もう国は何も守ってくれないから、自分でなんとかしないと」と真剣に考え始めたのが、地方移住を決めた最初のきっかけだったのかもしれません。
あと、フリーランスの育児は、経済的にもかなり負担が多くなります。
・フリーランスは在宅ワークなので、保育園に入りにくい(保活ポイントが相対的に低くなる)
・仕方なく近所の無認可の託児所に預けると金額の負担が大きい(私は2人で月13万でした)
・かといって頑張って仕事して稼ぐと収入上限を超えて育児手当が削られる
みたいに、一体何のためにがんばっているんだ俺は?状態になります。預けるところも結局雑居ビルの狭いところだし・・・。
まあ、離婚や別居してまで保活ポイントを稼いで保育園に入れることを計画するような人もいるぐらいですから、私のようにちょっとメンタル的に辛いからといって、もっと他に困っている人は大勢いるんだよというのはわかります。(※保育問題や保育格差の問題は、こうした本を読めば実情をつかめます。)
でも、そうはいっても、その環境が不安定な状態が続くと一番しわ寄せがくるのは、最終的に将来を生きていく子供たちです。だからこそ育児問題というのは、今回の動画でも主張しているようにあらゆる手段を用いて解決すべきだと私は今も強く思っています。
「子育てしながらフリーのWebデザイナーになれますか?」という相談に対する私の見解
以前、このようなツイートをしましたが、改めてみなさんの引用RTを見ていると、色々と感じることがあります。ぜひ覗いてみてください。
では、本日はこの辺りで。ありがとうございました!
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