妊娠と水分の話
前の記事(「妊娠したら味覚がアップロードした話」)では、食事にまつわる変化を書いた。今回は、飲み物についてまとめてみたい。
とにかく水!(つわり前〜つわり中期)
もともと水分はよくとる方だ。特に食事中は5杯くらい飲んでしまう。(消化にはよくないそうだ)元々嗜好品としては、お茶全般は大好きだけど、フレーバーティーは苦手。コーヒーやアルコールは、飲めるしときどき飲みたくなるけど、少量しか無理な感じである。
仕事中は、職場でストックされているペットボトルのお茶をよく飲んでいた。だけど妊娠してからは、今まで普通に飲んでた緑茶がめちゃくちゃ苦く感じるようになった。一口含んでギブアップレベルの苦さ。前記事で書いたように、舌が初期化して苦味に敏感になったのか、カフェインやカテキン(大量摂取は胎児によくないと聞く)に対する無意識の防御反応だろうか。不思議だ。とりあえず代わりに家から水を持参して飲むようにしてみた。
大事なのはミネラルバランス?(つわり中期〜つわり後期)
つわりがひどくなり食べられなくなると、ケトン体の値が上がり点滴に通うようになった。この頃、再び変化が訪れた。
今度は、水が気持ち悪くなったのだ。純粋な水が、である。人類に必要不可欠なはずなのに。飲みたいのに気持ち悪くて、ちょびちょび熱燗を啜るようにしか飲めない。つわりがひどいと、水すら受けつけないというのは聞いたことがあるが、どうしろというんだ!…と思っていたのだが、幸い全ての水分がダメというわけではなかった。
救世主となったのが、アクエリアスだ。試してないけど、ポカリスウェットとかもいけたと思う。水がダメで、アクエリなら飲めるのはなぜか?多分だけど、栄養とれなさすぎてナトリウムが下がってたんじゃないかな。水だけ飲むと、さらにナトリウムが薄まって、体内のミネラルバランスが崩れちゃうとか。
妊娠でつくづく不思議に感じたのは、こうした「これは飲んで良い。これは飲んじゃダメ」っていうのを頭で判断する前に、舌が判断してくれるっていうところ。(もちろん万人がそうじゃないと思うけど)本能ってすごい。
ノンカフェイン飲料さまさま(つわり後期〜妊娠後期)
つわりも落ちついた頃から、アクエリアス以外の飲み物も大丈夫になった。水もOK、つわり初期にアウトだったお茶もOK!
一応カフェインには配慮して、水を中心に、麦茶とかノンカフェインの紅茶とかを飲んでいる。妊娠後期の最近になって、ノンカフェインの焙じ茶・緑茶と出会ったときは、もう少し早く知りたかった…!と心底思った。(ちなみにメーカーに問い合わせたところ、ノンカフェインの焙じ茶・緑茶は、カフェインを飛ばす過程でポリフェノール(カテキン)もかなり飛んでるから、安心だそうです。)
おまけ: 出産後飲みたいもの
一番飲みたいのは、濃厚なチャイかな。喫茶店で旦那が飲んでて、すごく羨ましかった!チャイはカフェインが濃縮されてる&シナモンもあまり胎児によくないと聞いて、一応避けてみた。多分大丈夫だけどね。
二番目に飲みたいのは、お酒です。ビールと日本酒!これは授乳終了までお預けかな…?
今回書いたような、妊娠中に欲する飲み物が変わった人って、私以外にもいるのだろうか。私の場合はこうだったよ!っていうのあれば、ぜひ聞かせてください。
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