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『芸術』を△で説明するとか

無謀ですが、やってみよう(⁠◉⁠‿⁠◉⁠)⁠

△=自己複製子+階層構造+回路
△は内と外を区別する
△の特技は内部化


❶芸術(アート)の定義

芸術とは、

「個人の心△(思考や世界観)に衝撃を与え、内部化を起こさせ、△の枠組みを変更せざるをえなくさせるもの」

と、とりあえず定義しておく。

芸術は主観
・何を「芸術」と感じるかは完全に主観の問題
・ある人にとっての芸術は、別の人にとってただの情報
・「△の変更」が起これば、芸術

❷芸術の社会と△進化説

芸術を取り巻く社会△の階層性、例えば、
創作者、製作陣、鑑賞者、は
個体△、集団△、環境△、(△進化説)にばっちり対応してね?

創作者 → 個体△
・創作は、内的世界から始まる個人の営み。
・自身の感情や経験という「個人△」を表現すること。
・創作者は、個人△の視点を起点に、新しい可能性を開く存在。
(作家、小説家、監督など)

製作陣 → 集団△
・製作陣は、創作を「共有可能な形」に整える集団的な営み。
・技術や知識を分業しながら、個人の表現を「集団△」の成果物へと変換する。
(脚本家 、演出、演者、アニメーター、配給会社、テレビ局など)

鑑賞者 → 環境△
・鑑賞者は、作品を取り巻く「環境△」そのもの。
・作品が鑑賞され、解釈される場が、芸術を新たな次元へと押し上げる。
・環境△は「芸術の意味が変わる場」でもある。
・新しい創作者を生む土壌にもなる。

この流れが循環し、再び創作者に戻ることで、芸術は進化をする。
同時に△も進化する。

❸芸術の民主化と階層の曖昧化

現代では、「情報伝達技術」や「制作ツール」の進化が、芸術のプロセスにおける創作者、制作陣、鑑賞者の境界線を曖昧にさせている。

1. 芸術△の再編成
・これまで「創作者→製作陣→鑑賞者」という「階層構造」と「流れ」が安定して機能してきたが、技術や文化の変化によりその境界が曖昧化。
・再編成の動きは「個人△、集団△、環境△」の間での役割の流動化を引き起こし、新たな動きを生んでいる。
・例えば、YouTubeやSNSでは、創作者が直接「環境△(鑑賞者)」にアクセスすることで、従来の製作陣(集団△)を介さない流れが主流。

2. テレビ局という回路の揺らぎ
・テレビ局はこれまで「集団△の中核」として、創作から配信までを一手に担い、芸術やエンタメを安定的に供給する回路だった。
・しかし、インターネットやストリーミングプラットフォームの台頭により、テレビ局が担うべき「製作陣としての役割」や「環境△へのアクセス」が分散。
・集団△としてのテレビ局が、芸術内での地位の再定義を迫られている。

3. 制作ツールの民主化
・AI生成ツールやスマホアプリの進化で、専門的な知識がなくても誰もが創作に参加できる時代。
・例えば、AIアートではユーザーがプロンプトを入力するだけで、創作プロセスが実現。ここでは、従来の「製作陣」に相当する役割をテクノロジーが肩代わりしている。
・この結果、「創作者」と「製作陣」の境界も曖昧になった。

4. 環境△としての鑑賞者の変化
・鑑賞者の「環境△」としての役割も進化している。従来は受動的な立場だった鑑賞者が、SNSを通じて作品を広めたり(=もとは制作陣の役割)、新たな文脈を加えたりすることが当たり前になった。
・評価や解釈が瞬時に拡散されることで、作品が短期間で進化するなどは、もはや新しい形の「集団△」化とも言える。
・とうぜんの結果として、鑑賞者が調子に乗りすぎる事態も起きている。

・この曖昧さは、従来の階層的な役割分担から脱却し、芸術をより「オープンな△」として機能させている。
・創作が「個人の心△」からスタートするという原点に変わりはない。

❹サナギと芸術△の共通点(オマケ)

サナギの中では、🐛幼虫だった時の体が完全に溶けて一旦ぐちゃぐちゃになる。
芸術界も、従来の構造が揺らぎ、創作者も製作陣も鑑賞者も溶け合ってる状態で、新しい階層構造流れの再構築が始まってる。
サナギの時期は俊敏性ほぼゼロ、防御力も低く、🐧鳥に食べられやすい。
芸術も、今は混乱しているところを他分野△からの攻撃、たとえば市場原理、アルゴリズム、AIなどにやられる危険性がある。
サナギ期がいい具合に過ぎれば、美しい蝶🦋や力強い甲虫🐞として羽ばたくように、芸術もこの危険な時期を乗り越えれば、新たな形態で進化するかも。

豆ち↓

🗒成虫原基(イマジナルディスク IMaginanal Disk)
昆虫の「幼虫→蛹(サナギ)→成虫」と変化する変態様式を「完全変態」という。
(🐝ハチ  🦋チョウ 🪲甲虫など)昆虫の40〜60%は完全変態
サナギにならない変態を「不完全変態」、(🦗バッタ トンボ カマキリなど)
脱皮だけして大きくなるやつを「無変態」という。
昆虫界は完全変態がマジョリティーか。( ʘ ө ʘ )

イマジナルディスク(成虫原基)とは、幼虫のときには小さな未発達な細胞の塊として存在し、昆虫がサナギになるときに体内に存在する再構築の基となる細胞群のこと。幼虫の体が溶けてスープ化している間、イマジナルディスクが新しい体(成虫の翅、脚、触角、目など)を作るための「設計図」と「工場」として機能し、変態を完成させる。