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『注意』を△で説明する試み

「△で説明シリーズ」何回目だ?
20回目くらいかな( ^o^)まあいいや。

△=自己複製子+階層構造+回路(流れ)
△は内と外を区別する
△は安定を目指している
△の特技は内部化


『注意』は こころの秩序を生む鍵🗝

こころ(環境△)=こころを作ってる機能の総体。
心象(個体△)=こころが外界を知るために作り出す「かたち」のこと。ひとつの心象も多数のパラメータを持つ構造体。
心象群(集団△)=複数の感覚性心象を組み合わせた経験。
    例:お椀を持つ(視覚+触覚+運動)

①意識は、心象の、統制の取れていないあつまり

意識の素材となる心象たちは、それぞれ独立した個体△のような存在。
注意」が働かなければ、それらはランダムに現れては消えるだけ。

:夢の中でも意識はあるけど注意がほぼ働かないから、場面が急に変わったり矛盾した出来事が続くなど、滅茶苦茶な内容になる。

②「注意」はしっかりした意識を生成するきっかけ

おそらく、意識は固定されたものではなく、注意をきっかけに、その都度作り直される動的な△。

:授業中に窓の外をぼんやり眺めていたけど、先生が「ここ大事!」と言った瞬間に注意が向き、意識が「聞くこと」に切り替わる。

③「注意」を対象に向けると、心象群に秩序が生まれる

注意が発せられると、感覚は対象になった「重要なもの」と「背景」に区別される。さらに、心象群に秩序が生まれることにより、関係性を持つ集団△になる。

:カフェでコーヒーを飲んでいるとき、かたち、味、香り、音、会話などのさまざまな心象が、注意を通じて「リラックスした時間」という統一された意識にまとまる。

④新しい経験は、こころ(環境△)に記憶される

そうして生まれた経験は、こころ(環境△)の中に記憶される。
こころの中には、過去のたくさんの心象△(個体△)や、心象群(集団△)や、更にその集まりのエピソード記憶などが「ストック」されている。
記憶は関連する心象に出会うと反応して、意識近くに登ってきて待機する。