生きづらい世界での「生存戦略」を伝えるnote、はじめます。
はじめまして。カタカナと申します。
30歳前後、東京都在住の、PRや編集の仕事をしている人間です。
親の仕事の都合で8年間、海外に住んでいた経験があります。
田舎の一人っ子で、きょうだいは雑種の猫と柴犬。なんでも器用にこなす美人なお母さんと、甘え上手な末っ子気質のお父さんに、大切に、大切に育てていただいた、箱入り娘です。
そんなにも恵まれた環境のはずなのに、私はなぜかずっと、「この世はとても生きづらい」と感じて、生きてきました。
その生きづらさの正体は、30年近く付き合っても、まだまだ見えていません。例えるならば、私の心臓には、杯のようなものがあり、他人の意志や思惑、悪意が流れこんでくる。その杯が自分以外の感情や意志であふれてしまうと、私は息が出来なくなって、自分の心が壊れて、自分がこの世から消えてしまうような恐怖をあじわいます。
海外で、「ことば」というバーバルな武器をなくして戦わなければならなかった私は、ノンバーバルで人の感情や意志をくみ取ることに慣れ過ぎてしまったのかもしれません。けれどこれは、海外生活に限らず、どの世界に住む人でも、同じような経験をしたことがあるのではないでしょうか。人の顔色や空気を読み過ぎてしまう人。真面目すぎる人。なんとなく、相手の気持ちが流れ込んでくるな、とか。このひと、言っていることと思っていることが違うな、とか。なんとなく感じ取ってしまい、苦しくなる人、いるのではないでしょうか。
そんな自分と世界との折り合いをつけるために、私は数十年間、手書きの日記を書いてきました。誰に見せるわけでもないラクガキや自分への励ましのような、交換日記のようなノートです。
これまで、誰にも見せることなく、そっと書いてきました。けれど時折、私はどうしようもなく、そこに書いた内容を、叫びたくなります。
同じようなことに悩んでいる人に、「大丈夫だよ」と声をかけて抱きしめたい。こうすればもう少し楽だよ、と伝えたい。こんな方法もあるんだよ、と手を引いてあげたい。
私なりに、30年間あがいて築き上げた「生存戦略」を、誰かに伝えたい。
ただのおせっかいの自己満足です。けれど、この世界が生きづらいと思っている「誰か」に、私の声が届いて、その人にとってこの世界が少しでも生きやすくなることを願って、noteをはじめます。
・生きているだけで、「罪悪感」に満ちて苦しくなる人
・仕事が苦しいのに、上手くいかなくて頑張り過ぎてしまう人
・自分の「性的役割」に対してためらいのある人
・生きやすくなるために、自ら自分の首を絞めてしまう人
・自分で自分を「大事にする」ことが苦手な人
・苦しいパートナー関係、恋愛を辞められない人
・etc, etc
投稿は不定期になるかもしれませんが、心の中には常に叫びたいことで溢れています。叫びたいことが枯れるまで、書き続けようと思います。
寝苦しい夜などに一読いただき、少しでもみなさまの心が軽くなることを願って。
どうぞよろしくお願いいたします。