カタカムナの基本、布斗麻邇(ふとまに)の御灵
布斗麻邇の御灵とは
古代の神道における神宝であり、生命や宇宙の根本的な法則を象徴しています。特に「いき(息)の開閉」を司る存在とされ、火と水、陰と陽という二元性の統合を示しています。この御灵の教えは、文字のない時代から受け継がれ、現在の文字を持つ時代にも通じる普遍的な真理を含んでいます。布斗麻邇は、人間の学びや行いではなく、神そのものの行いと学びを表します。
布斗麻邇の名前の意味
布斗麻邇の名前には、それぞれ深い意味が込められています:
「フ」 - 吹くこと
火を吹き出すこと、つまりエネルギーや生命の起動を象徴しています。「ト」 - 汲むこと
水を汲むこと、つまり水の流れや滋養を意味します。「マ」 - 円(まとか)
火と水を調和させ、丸く統一することを指します。「二」 - 水と火の二元性
火と水、陰と陽の結合を象徴します。
この名前自体が、火と水という対立するエネルギーを調和させ、一つに統合することを示しています。
布斗麻邇と「ヒフミヨイムナ」の関係
布斗麻邇の御灵は、数の伝承と結びついており、「ヒフミヨイムナ」という七つの言葉と対応しています:
「ヒフミヨ」「ヒ」:火
「フ」:吹くこと
「ミ」:水
「ヨ」:汲むこと
これらは火と水の結合を象徴します。「イムナ」「イ」:息
「ム」:睦む(調和すること)
「ナ」:並ぶ(秩序を保つこと)
火と水が調和し、生命の循環を生み出すことを表します。
これらは生命の結合と分離、宇宙の運行法則を教える御灵の名として解釈されます。
火と水、陰と陽の統合
布斗麻邇の名を解釈すると、火と水、陰と陽の対立が結びつき、生命と宇宙の調和が生まれることを示しています。具体的には、春に種が火を吹いて成長を始め、夏に水に浸されて滋養を受けるという自然の循環を象徴しています。
布斗麻邇の目的
布斗麻邇の教えの目的は、火と水、陰と陽という二元性を理解し、それを統合することで、宇宙の調和や生命の循環を実現することです。これは古代の神代の学びであり、現代においても普遍的な真理として人々の生活や自然観に影響を与えています。
真意
布斗麻邇の御灵は、神が与えた教えとして、私たちに宇宙の根本法則や生命の理(ことわり)を示しています。その真意は、自然や生命の根本的な秩序を知り、火と水という対立が調和し一体化することで、真理と調和の中で生きる道を教えることにあります。
布斗麻邇御霊から天地日月が現れ、人が生まれ呼吸を始めるとされ、一天四海の形を示す根本的な概念とされています。
したがって、現在カタカムナの中心図象でいわれている『フトマニ』とは、名称が相応しくないということが国学からの観点から証明されています。
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