LinkedInで効率的に海外リモートワークの求人を探す
欧米企業では、メインの採用ツールとしてLinkedInを活用しています。
ですので、海外の仕事を探している場合、LinkedInと使うと日本国内の転職サイトでは見つからないような魅力的な求人を多数見つけることができます。
動画で視聴したい方は ↓ こちらをご覧ください
1. なぜLinkedInでリモートワークを探すのか?
LinkedInを使う最大の利点は、世界中の求人情報に一度にアクセスできることです。
Fortune 500に名を連ねるような大手企業から、急成長中のスタートアップまで、世界中の企業の求人情報を閲覧することができます。
特に注目すべき点は、採用担当者との直接的なコミュニケーションが可能なことです。
日本の転職サイトでは一般的に、転職エージェントを介してやり取りを行いますが、LinkedInでは企業の採用担当者と直接メッセージをやり取りすることができます。
ですので、ポジションや企業について、より詳細な情報を得ることができ、自分自身をより効果的にアピールすることもできます。
加えて、LinkedInでは企業の文化や雰囲気を理解しやすいというメリットがあります。
企業のページでは、社員の投稿や活動状況、会社のニュースなどがリアルタイムで更新されているので、その企業で実際に働く人々の様子や、会社の価値観を知ることができます。
これは、企業との文化的なミスマッチを防ぐ上でとても重要なことです。
2. 求人検索のやり方とテクニック
LinkedInホームページ最上部の検索フィールドで求人を検索するか、 [求人] ページにアクセスして検索します。
LinkedInには無数の求人が毎日掲載されているため、要件に合った求人を見つけられる可能性が高いです。
求人を検索する手順
・LinkedInホームページの最上部にある[求人] アイコンをクリック。
↓
・ページの最上部にある[検索] バーをクリックし、キーワード、役職、スキル、または会社名で検索。
(*あなたの資格や職歴に基づいてLinkedInが提案する職務から選択することもできます。)
↓
・検索結果ページに求人のリストが表示されます。
↓
・検索結果ページの上部にあるフィルターオプションを使用して結果を絞り込むことができます。
リモートワークに特化したキーワード
「remote work」
「telecommute」
「work from home」
「distributed team」
「virtual position」
といったキーワードを使用して、リモートワークの検索ができます。
(*地域指定をせずに検索するのがポイントです。)
特定のスキルや職種と組み合わせた検索もできます。
例えば、
「remote marketing manager」
「telecommute software developer」
このように職種名とリモートワークに関連するキーワードを一緒に検索してみてください。
カスタムアラートの設定方法
カスタムアラートを設定しておくと、求人が掲載された際に自動で通知を受け取ることができます。
検索バーに希望するキーワードを入力して検索を行います。
検索結果ページの右上の「アラートをオンにする」というボタンをクリックします。
「毎日」や「毎週」などの通知頻度を選択します。
新しい求人が掲載されるたびに、メールやアプリで通知を受け取ることができます。
3. 応募後のフォローアップ
応募後のフォローアップは意外に重要です。採用担当者に自分を印象付けるためにも礼儀正しいメッセージを送りましょう。
フォローアップのタイミングと具体例
応募後のフォローアップは、応募後1週間経っても返信がなかった場合に行うのが良いでしょう。
メッセージの例
I hope this message finds you well.
I recently applied for the [Position Name] role and remain very enthusiastic about the opportunity to contribute to your team.
If you have had the chance to review my application, I would greatly appreciate any updates or feedback regarding the next steps.
I would be delighted to discuss my qualifications further at your convenience.
Thank you for your time and consideration, and I look forward to the possibility of speaking with you soon.
こんにちは。先日応募させていただいた[Position Name]のポジションに非常に興味があります。もしお時間がございましたら、応募内容に関してご確認いただければ幸いです。お話しできる機会を楽しみにしております。
LinkedIn経由での面接準備
もし採用担当者から連絡が来たら、次に重要なのは面接です。
面接前に相手のプロフィールをしっかりと確認し、共通の知識やトピックを見つけておきましょう。
面接時にスムーズに会話ができるよう準備しておくことが大切です。
4.応募する前にやっておくこと
職歴やスキルの強調
あなたのプロフィールは、採用担当者にとっての「第一印象」です。
これまでの経験やスキルを具体的に、且つわかりやすく伝えることが重要です。
「ソフトスキル」も重視されます。自己紹介文には、チームワークやコミュニケーションスキルなどについても触れておくと良いでしょう。
英語でのプロフィール作成
欧米の企業をターゲットにするなら、プロフィールは英語で書くのが必須です。
英語に自信がない場合は、プロの翻訳者やツールを活用する手もあります。
履歴書のように堅苦しい書き方ではなく、自分の強みをアピールしつつフレンドリーで読みやすい文章を心がけましょう。
5. ネットワーク構築
業界に特化したコミュニティに参加する
LinkedInには業界ごとに特化したグループが数多く存在します。
グループに参加することで、同じ業界のプロフェッショナルとつながり、求人情報や最新のトレンドを知ることができます。
メッセージの送り方とマナー
つながりを作る際には、挨拶や紹介文を添えることが一般的です。
リクエストを送る際には、相手に興味を持ってもらえるようなメッセージを送りましょう。
例えば、「〇〇さんの投稿を拝見し、非常に興味深く感じました」というように具体的なコメントを添えると、承認率が上がります。
まとめ
プロフィールをしっかりと整え、ネットワークを広げ、適切な検索方法を使えば、理想の仕事を見つけるチャンスは大いにあります。
最初は大変ですが、継続して続けていると徐々に慣れてきます。
自分のペースで頑張ってみてください。
プロフィールの最適化 LinkedInのプロフィールは、あなたのデジタル名刺です。時間をかけて丁寧に作り込みましょう。
継続的な活動 毎日15-30分程度、求人検索とネットワーキングの時間を確保することをお勧めします。
エンゲージメント 日頃からコミュニティの一員として積極的に投稿やコメントを行いましょう。