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【2023年】オーストリア・ウィーン留学の準備と学生ビザ申請

2023年、ウィーンへの大学院留学が決まったので、出発までの準備とその後を書き残しておきます。 
5月末にウィーン大学からの受入通知をもらい、10月までの間に急ピッチで準備を進めました。オーストリアに関しては情報が少ないものの、寄せ集めた情報をまとめております。


滞在許可(学生ビザ)申請

オーストリアに6ヶ月以上滞在する場合、移民局(MA35と呼ばれる)に滞在許可の申請が必要となります。多くの先人たちが必要書類や手続きについての記事を出してくださっているので、そちらに従って準備。以下は「学生」用の滞在許可の申請の情報になります。

申請に必要なもの↓↓


戸籍抄本+アポスティーユ

外務省に戸籍抄本のアポスティーユを郵送で申請。
さらにドイツ語の認証翻訳は翻訳はこちらでお願いしました。

→【追記】が、認証翻訳は2023年現在不要になっているみたいです。実際申請の際には提出を求められませんでした。認証翻訳安くないのに…

無犯罪証明書+アポスティーユ(期限3ヶ月なので早すぎてもダメ)

→都内在住のため警視庁(桜田門)に申請に行き、1週間ほどで受け取れました。その足で外務省に行き、アポスティーユを申請。

ビザ申請用紙

ダウンロードし印刷・記入。英語バージョンもあります。

パスポート

全ページをコピーしておくこと。

証明写真

現地の駅にある証明写真機で撮りました。(10€、カラー写真、サイズ3.5 x 4.5 cm)

賃貸契約書

部屋の貸主に契約時に貰ったもの。英語でもOK

家賃証明

家賃を振り込んだ際の領収書を印刷しました。

健康保険証明書(ÖGK)

→後述

生活費(口座残高)の証明

現地開設した口座 (Erste bank)に入金。必要額が年々上がっているらしく金額に驚きました。

例:最低金額(24歳以上・2023年):1.110,26 €/月 ×12ヶ月
上記に固定費を加え 基礎控除額を引く:家賃495€ + 健康保険(ÖGK)66.79€ - 基礎控除327.91€
= (1110.26 + 495 + 66.79 - 327.91) *12
= 1344.14 *12
= 16129.68€
= 2548489円…(1ユーロ = 158円)

【参考サイト】

https://www.tuwien.at/index.php?eID=dumpFile&t=f&f=149442&token=f0c94193ab485e7ad84e58d806bb0908d840f5a0

合格証明書類

大学の在籍を証明する書類です。

住所登録票(Meldezettel)

住所地の区役所で取得します。


申請機関(MA35)公式の最新情報はこちら

申請に行った際のレポはこちらです↓



通信

  • Y!Mobileを使っていましたが、日本の電話番号を残して使いたいため楽天モバイルのeSIMに乗り換えました。現地SIMと並行して使っていますが、日本の電話番号で認証SMS等が受け取れるので便利です。

  • 現地SIMはBILLA(スーパーマーケット)でyesss!というブランドものを購入しました。月10ユーロ程度で十分なギガ数通信でき、EU内であればローミングも可能です。Eduroamというものを使っている友人も多いです。

銀行口座

  • 現地の口座開設:N26でオンライン開設予定。
    →オーストリアの納税者番号が必須になっており登録が進められず断念。現地のErste Bank(sparkasse)に行って学生用口座を開設しました。送金や口座管理もアプリで完結し非常に便利で、結果としてここで開設して大正解でした。

開設の手順は以下の通り。

1. 任意の支店の予約フォームに書き込むと後ほど電話がくる→予約確定

2. パスポート、Meldezettel、入学証明書類を持って支店へ

3. 英語で20分ほど、銀行員さんと対面で開設手続き。質問:オンラインバンク作るか、定期収入はあるかお金はどこから?いくら入れる予定か。

航空券

ターキッシュエアラインズを学割で取りました。(往復¥198000…)
入学前でしたが入学許可証をターキッシュエアラインズに提出したところ、学生として登録されました。エミレーツなども学割があるみたいです。

保険

・現地の保険 Österreichische Gesundheitskasse(ÖGK)(元WGKK)
への加入が必須です。オンライン申請できるらしいのでしてみます→【追記】できなかったため直接申請に行きました。 

日本の保険に入っていても、在留許可申請には原則オーストリア国内のものしか認められていません。


住居

・学生寮
合格通知をもらった後も仕事などで忙しく、住居探しに出遅れてしまったため家探しが本当に大変でした。現地行きが決まったらまず最初にすべきことでした。
ウィーンには学生寮を提供している団体がいくつかあり、片っ端から問い合わせましたがほぼ全てが既に満室。
最終的にCoLiviという会社の提供するシェアアパートのような物件に決まりました。


情報収集

・ウィーンの森の散歩道
ウィーン関連についての日本語掲示板があるのですが、とても助かってます。現地情報や仕事の募集、空き物件の募集などが見られます。


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