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リモートワークで思ったこと

昨年になりますが、当時勤めていた会社でリモートワークが実施されました。

その時感じていたことをめもっていたのですが、どこにも昇華されずにいたのでなんとなく書き残そうと思います。

僕が感じたメリット

通勤時間がない

僕は普段の通勤時間がドアtoドアで1時間程度なのですが、それがなくなります。
往復でかかっていた2時間が別の作業に費やすことができるのは、大きなメリットかなと思いました。

その分睡眠時間が伸びたり、本を読んだり、よくわからない朝ごはんを作ってみたり。

独り言や鼻歌が自由

個人的にとても独り言が多く、音楽を聴きながら作業をすることが好きな人間です。
家だと鼻歌でふんふん言ってたりするのですが、会社にいると他の人もいるしそんなわけにも行きません。どれくらいの声量かもわからないし。

それに比べ家だと自由に両方できるので、のびのびできるなーと言う印象です。

作業が捗る

基本的に有事の着信以外は作業を遮られることがないので、社内にいる時より集中して作業ができるなと感じています。

普段割と近くにいるから手軽にはなしかけてしまうけど、こういう時になると話しかけられないだけですごく捗るし、普段の話しかけがどれだけ相手の手を止めさせてしまっているかを考えさせられる時間になりました。

やっぱり集中したい時には何かを遮断する必要がありますよね。

作業環境に必要なものがわかる

普段の社内での作業環境とリモート環境ではかなり異なります。
社内での環境を100とするならば、今の環境はどのくらいなのかなと考えると、自分の作業に最低限必要なものが見えてきたりします。

僕は会社から支給されているのがmacbookで、自宅にサブディスプレイがあるのでSSDだけ忘れなければどこでも作業ができます。

が、唯一不便だなと感じたのがネット環境です。
自宅の回線が光のような高速のものではないため、大きいデータを送る、落とすの時は、やっぱり違うなと感じました。

デメリット

聞きたいことがすぐ聞けない

アドバイスをもらいたい時やもらった指示でわからないことがある時、いつもなら5歩くらいで話しかけて聞くことができたことが、リモートになるとそうは行きません。

相手の状況も見えないのでとりあえずチャットして返信待ち、、、みたいな。

急ぎの時は電話しちゃいますけどね。

終わりの区切りがつけづらい

会社のデスクに着く、会社から出ると言うある意味『区切り』みたいなものがなくなるので、終わりのタイミングを逃すと延々とできてしまうんですよね。

終電の時間もないし、翌日に回せることにまで手を出して日を跨ぐこともありました。

出社している人に対して若干申し訳なくなる

社内でもデスクトップを使用している人間はリモートへの切り替えが難しかったり、社内でしかできない作業があったりするので通常出社のスタッフも多く、電話対応や社内雑務をしていないので少し申し訳ないなと思うことがあります。

教える、指示する時が難しい

指示をもらう時や、何かを聞かれた際に、普段なら隣に行ってあれこれ話たりもできますが、リモートだとそうもいかず、文章やキャプチャをマークアップしたりして渡したりとどうやったらわかりやすく伝えられるかを考え、そこに時間を使ってしまったりします。

日本語での表現力が試されるなと感じています。(画面共有とかすればいいんだと思いますが)

誘惑が多い

仕事の時間と考えると、なんだかんだこれが一番のデメリットかなと思います。
家庭がある人は家族がすぐ近くににいたりして話しかけられることもあると思うし、そうでない人もテレビや布団、ゲーム機や趣味のものなど、人それぞれの強力な誘惑に囲まれながら作業すると考えると、かなり自制心が必要ですよね。

ちなみに僕は1kに住んでいて、作業机と布団が同じ部屋にあるという最悪の状態ですが、ヘッドホンをつけることで目の前のことに集中できるという発見をしたため、今のところ負けずに仕事をすることができています。

より良いリモートワークのために

人生初のことでまだ数日しか経験していませんが、充実した(?)リモートワークのためにはどんなことあできるか、いくつか考えてみました。

最適な作業環境を考える

作業環境がガラッと変わるのは、とても作業効率に関わるところだと思います。
通信環境やディスプレイ、空間などいろんな要因があると思いますが、どんな環境が自分の作業環境として最適なのかを理解して、近い環境づくりをすることが大切だなと思いました。

僕は支給されているのがノートで、かつ家にもサブディスプレイがあるのでPC周辺環境はあまり支障がありません。
強いていうなら回線が光ではないことと、机の奥行きが会社より短いのが気になっています。
机の奥行きがすごく作業に対して大事なポイントだなと実感しています。

報連相を意識する

相手の状況が見えない環境なので、普段以上に進捗や変更点などは随時更新・共有必須です。

突発的に発生した仕事を誰に回すかや、並行しているプロジェクトをどうやって進めていくかなど、管理者にとってもスタッフの状況は必要な情報ですし、円滑に回すためにも常に報連相を心がけようと改めて思いました。

時間を決めて、終わる時には終わる

普段もそうですが、しっかりON / OFFを分けないとズルズルしてしまうし、そういった意識だと仕事も効率が上がらなかったりするので、そういった明確な区切りは必要かなと思います。

やるときはやる。やらないときはやらないときはやらない。ズルズルしない。

ちゃんと運動する

僕自身、すごく太りやすい体質なんです。
それなのにリモートで家にこもり、ご飯を食べてしまうとすーぐ太ります。気持ちいいくらいすぐに。

そういう体質でない人も、適度に歩くとか家の中で運動するとかしたほうが体も鈍らないし、スッキリできるので何か考えておくほうがいいですね。

まとめ

生まれて初めてのリモートワークだったので、最初は取り回しがわからずできるか不安でした。
しかしながら、作業環境を改めて考えるきっかけになったり、『リモートワークがどういったものなのか』を知るいい機会になりました。

最近、zoom会議中に上司からの『リモートワークから通勤に切り替える』という提案発言で、参加社員が全員フリーズするという事件がありました。

個人的には通勤したい族なので、まだまだ最高の作業環境は整えられていないのかなと感じました。

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