お客さんと接して感じた大切なこと
僕は今、ウェブ制作の会社につとめております。
未経験入社から実務2年目になり、担当業務も増えてきました。
そんな僕ですが、最近ディレクションという業務を始めました(始めましたというか始まりました?)
作業者の立場だとディレクターの仕事内容って全貌は見えなかったけど、実際やってみるとやっぱりものすごく大変だなと思いました。
想像でも大変だと感じていたのが現実になり。
短い期間だし、まだまだ半人前ではありますが、この短期間で感じたこと、言われたことを少し書いてみたいと思います。
当たり前だと思うことばかりだと思いますが、最初って全然気が回らなくて、備忘録の意味も込めて残します。
提出期限を設ける時は時間まで伝える
例えば、
「午前中に提出します」
っていう伝え方だと、クライアントとしては
「あー、午前中ね、はいはいー。…でも午前中って広くない?」
って思うかもしれません。
もし午後から予定があったとした場合、
「10時に貰えるなら、午後の予定までの間で赤入れして戻せるな。その間は時間空けておこうかな」
とか、
「12時に提出なら赤入れ戻しは予定が終わったらにして、午前中は別の作業に充てよう」
とか、クライアントからすれば細かく伝えられていた方が予定を組みやすいですよね。
僕は最初ここまで気が回らず、「午前中」とだけ伝えていた上にぎりぎりの提出になってしまい、お叱りを受けました。
今は時間を細かく設定して、問題ないかを確認して設定するようにしています。
お客さんであり、パートナーでもある
これは言われてはっとしました。
今までは、依頼されたものをこなす「作業」になっていました。
成果物として依頼されたものを社内の力で一生懸命作る。そればかりを考えていた感じです。
でもこの言葉をくれた方は、
「俺は1お客さんであると同時にパートナーでもあるんだよ、勝手に背負い込んで1人で悩むな。どんどん相談してくれていいし、些細な事でも提案してくれていい。」と言ってくださいました。
自分は制作会社の人間なんだからと、勝手に視野を狭めていた僕にはかなり大きい一言でした。
相談が寄りかかりになるのは問題ですが、専門性だったりはお客さんの方が明らかに上なので、そういった所はヒアリングして展開するのがいいのかなと思っています。
スケジュール管理は最大の難敵
ほんとに、これがほんとに難しいです。
予定は未定とはよく言ったもので(使い所が違う)、立てた予定が押すことがあります。
急な差し込みの仕事が入ったり、単純に進捗が悪かったり。
その業務が自分の担当領域だと、「あとこのくらいかかるかな」っていう目安をつけやすいのかなと思いますが、やったことの無い業務だとさっぱりでした。
担当作業者が新任の方だったりすると、自分で立てた見積もりをびょーんと超えたりするので、日報貰うくらいの進捗確認が必要だなと感じています。
加えて、自分が出来る領域以外の知識も持っていないとこういう時やお客さんに説明する時慌ててしまうので、別領域の知識も入れていきたいと思いました。
先手先手を心がける
色んなことをかきましたが、クライアントさんはクライアントさんであるので、ミスや遅れは未然に防がなければなりません。
スケジュールを立てる段階で余白を積んでおく、もし何かイレギュラーな事があれば、その時点で相談する。
色んなことを想定して動くのって、すごく難しいけど大切で、最終的にはみんなが幸せになるんですよね。
お客さんの立場で考え(これが難しいんですが)、こういう時どう対応されるのがベストか、どう説明されると納得できるのか、を考えて動いて、
「待たせない、不安にさせない」
こちらの出方ひとつで簡単に不信感を持たせてしまう場合もあるので、後手後手にならないよう、常に気を配っていないといけないんだなと思います。
ただのお客さんと思わない
いくつか感じたことを書きましたが、総じて言えるのは、クライアントは、一緒に目標達成を目指すパートナーであるということです。
全てのクライアントさんがそう捉えているかは分かりませんが、せめてこちら側はそういうスタンスでいるべきだし、言われたことを作業としてこなすだけでは、関係値も上がらないし、継続もない。
自分事としてクライアントさんの状況を捉えて、「一緒に良くしていきましょう、そのためにいろいろ考えていきます!」みたいな考え方でいることが、クライアントさんにとって信用のおけるディレクションになるのかな、と思いました。
文章上手くないけど、また読み返して加筆していけたらいいかな。