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抗がん剤治療1クール目の副作用 | 1週目

投薬から1週間で想定されていた副作用は、アレルギー反応、便秘、嘔吐、食欲低下、全身倦怠感、便秘だとガイドラインにあった。

わたしの場合は、投薬日とその翌朝までは、ほとんど副作用といえるような身体の変化はなく、まず襲ってきたのは便秘だった。毎日きまって1-2回の便通があるので、投薬の翌朝に便意がなかった時点で、もしかしたら便秘かも?と用心して観察していた。昼食後も兆候がないので、ヤバいかもと思い、処方されていた漢方「大建中湯」1包を飲んでお散歩に出掛けて腸を刺激し、なんとなくお腹はグルグル鳴りはじめたけど、難航。17時くらいに処方されていた下剤「マグミット錠330mg」を2錠飲み、夕飯後に大建中湯1包、そこまで対処して、ようやく20時過ぎに開通した。この苦戦は、投薬の5日後まで継続して、大建中湯は毎食後に継続服用し、マグミットはお昼まで出なかった時に服用する感じで、なんとか1日1回は出せていた。

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次に襲ってきたのは痛み。痛みの種類は、筋肉痛関節痛チクチク痛の3種類。筋肉痛と関節痛は、子供の頃から熱があがる時には必ず体験してきていたやつなので、例のアレねと落ち着いて受け入れられたし、処方されたロキソニンがちゃんと効くのでコントロール可能だった。厄介だったのは、チクチク痛で、不規則に全身のどこかが急にチクチクと強めに刺激されるので、とにかく翻弄されるし、痛いし、ロキソニンも効かないので、本当にしんどかった。痛みは、投薬翌日の夜から薄らはじまって、投薬2-4日後の3日間がピーク、そこから薄れていく感じだった。痛みがある時は熱もでる。ただ、ロキソニンを飲んでいることもあり、高くても37.5度くらいまでだった。

痛みとほほ連動して起こったのは、全身倦怠感。ただ、痛みの強弱と倦怠感の強さは連動しないようだった。倦怠感は、投薬翌々日の朝から、ずっと付き合っていくことになる。

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投薬の3日後の朝にあらわれたのは痺れ。はじめは、足首が強張るような感覚があって、その後、足の裏にピリピリとした痺れのような感覚があらわれた。足の裏以外だと、股関節あたりに痺れを感じる日もあったけれども、基本的に足の裏にずっと弱い痺れがつづいている感じ。痺れは我慢できるレベルで、歩行に支障が出るといったレベルからは程遠かった。お風呂に入って身体を温めたり、お布団でぬくぬくするとすっと消える感じなので、対処方法としては温めることかなと思う。

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最後は、投薬の6日後からの下痢。前日までは便秘だったのが急転直下。まずは、常用していた大建中湯を止めることで、多少は改善。大建中湯の止めるタイミングが難しいなと思った。下痢については薬が処方されていなかったのと、脱水症状を心配するレベルではなかったので、ただ我慢したのみ。翌日には軟便に変わった。

🫠

1週目(抗がん剤投与日〜7日後まで)で体験した副作用は、こういったところでした。幸い、アレルギー反応、嘔吐、食欲低下を感じることはなかった。

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