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退院後生活のイメージを深める | 手術日+5日目

日曜日の病院のロビーはガランとしている。並べられた長椅子の周りをぐるぐるとお散歩していると、この場所の主になったような気分になる。昨日は咳をするのが怖くなるほど痛かったお腹の傷は、また少し癒えて、身を屈めて(下腹を固定して)咳をすれば何とか耐えられるレベルになった。

10時過ぎに担当医の回診があり、今朝の採血の結果、貧血は改善してきているとのことだった。

食事は、お昼ごはんから全粥にアップグレード。

着々と退院までの道筋が整ってきた。

🕺🏻

退院予定日の確実性が増してくると、退院後の過ごし方が気になってくる。まず気になっていたのは、半年前にフライトの予約を取っていた国内旅行に行けるかどうかだった。正直、この病気がわかり手術の日程が決まった時点で、ほぼほぼ旅行は諦めていたのだが、キャンセル不可のお安いチケットだったので、そのまま放置していた。ダメ元で医師に確認したところ、2-3時間程度のフライトであるなら問題ないとの返答だった。念の為、エコノミークラス症候群に気をつけて欲しいので、足首を動かすなどストレッチをしながら乗ってくださいとのアドバイスがあった、が、まさかの、許可! (医師と会話した後すぐに夫に知らせて、良かったよかったと、諦めていた夏休み旅行を取り戻せたことを歓びあった)

次に気になっていたのは、夫の誕生日ディナーだった。予約困難店のすき焼きを予約していた。脂肪分の多い肉は消化に悪いからNGとかあるのかと心配して、退院後の食事制限についても医師に質問。辛いものとアルコールは術後1ヶ月は控えるようにとのことで、それ以外は何を食べても飲んでもOKとのことだった。すき焼きは問題なさそうだし、辛いものが大好きなので少し残念だったけど1ヶ月の我慢。乗り切れそう。

ちょうどさっき、夫からノンアルワインが届いたよ!と写真が送られてきていた。

紹介されていた赤ワインだけでなく白と泡も注文しておいた

BRULO(ノンアルビール)のストックはあるし、あとは、この届いたノンアルワインを試し飲みしていたらアルコール欲は充分に満たされそうだなと、退院後の生活のイメージがだいぶクリアになった。

🙆‍♂️

あと気になってたのは、腹帯のことだった。腹帯は、術後2ヶ月間の継続着用が推奨されるとの話で、ただ、手術前に院内のコンビニで購入した「婦人科セット(婦人科手術・処置前後に使用する衛生用品などを詰め合わせたセット)」に入っていた腹帯はガーゼ生地で出来ていて、すでにヨレヨレ。買い替えるとしても、同じようなのだと2ヶ月間の耐久性は望めそうもなかった。皆さんどうしてるのかなとネット記事を読みまくると、腹巻タイプやパンツと一体化した腹帯もあることがわかった。腹巻きで代用できることがわかったので、とりあえずは、薄手の腹巻き(無印良品だかUNIQLOだかで買ったやつ)を使うことにした。

🫄

その晩は、退院後の生活や生活を整える段取りをあれこれシミュレーションしているうちに頭が冴えてしまったので、『極悪女王』の全エピソードをコンプリートした。

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