癌再発リスク 中程度 | 緊急入院 4日目(手術日+21日目)
術後3週間経過したこの日は、外来の予約が入っていて、術中に採取したあれこれの生検結果を教えてもらうことになっていた(当初、術後2週間後の予定だったけれども、生検結果が出なさそうとのことで、その1週間後に予約が取り直されていた)。入院していたので外来の予約はキャンセルされ、その代わりに、医師が病室に来て、結果を伝えてくれた。
専門用語が多くて、100%キャッチアップ出来なかった気がするけれど、わたしの理解の範囲だと次のような話だった。
子宮体癌の進行程度は「1A期」で、最も早期、癌が子宮体部に留まっていて、且つ、子宮筋層の1/2未満にしか癌が拡がっていない状態
癌細胞の組織検査をしたところ、あまり顔つきが良くなく(何故か「顔つき」って表現しますよね)、悪性度は「グレード2」
切除したリンパ11個の検査結果はネガティブだったが、リンパ管侵襲が認められた
「中腎様腺癌(Mesonephric-like adenocarcinoma)」という再発頻度が非常に高い癌の組織に似ていたという報告もあったが、全ての要素で完全一致はしていなかった (←だったら、これ言う必要ある?と思った)
これらのことから、再発リスクは「中程度」と判断され、ガイドラインに従うと化学療法を勧めることになる
オプションは3つで、①もう一度開腹してリンパ節を切除してから化学療法に進む、②化学療法のみおこなう、③何もしない
最初にこの話を聞いたのは、病室に1人の時で、半分も理解できず、お昼に夫が来るから再度説明して欲しいとお願いして、同じ話を夫とも聞いた。そこでようやくここまで理解が進んだ。今後の治療方針は、夫と合意して②の化学療法を選ぶことにした。
癌告知を受けた時は、切ったら終わりと考えていた。母も化学療法に進むことなく寛解していたし、わたしも大丈夫と頑なに信じていたし、まったく想像していなくて、頭が追いつかなかった。
🫨
ところで、医師が説明に持ち出した「ガイドライン」というのが気になってネットで調べてみると、なるほど、こういうのがあるんだと知った。
こういう読み物はありがたい。客観的に事態が把握出来るようになり、ようやく頭の中が整理されてきた。
🤦🏻
術後感染症については、CRPが40→30に下がってきていて、まだ高いけれども、白血球が14,000→ 8,000に下がってきているので、それにフォローする感じでCRPも下がるだろうとのことだった。抗生剤を変えたのとドレナージしたことが効いているらしい。
夜ごはんから、食事を再開する予定なので、コンビニでゼリーとか買ってきて食べてもいいですよと言われた。
頭の中は抗がん剤治療のことでいっぱいだった。