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抗がん剤の副作用で荒れるお口をケアする強い味方
ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』を配信で観ていたのですが、第1回目のエピソードで、主演の松たか子さんが、口内炎ができた口の中を忌々しげに舌で探っているシーンがあるんです。それ、すごくわかる!と思わずテレビ画面を指さしてしまいました。ほんと、口の中に違和感があると、どうにも落ち着かない気分になるんですよね。
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抗がん剤の副作用で口の中が荒れる症状は、さまざまあると思うのですが、わたしの場合、口内炎はもちろんのこと、口内と舌の乾燥、上顎のザラつき、舌が赤く腫れる、頬の内側が腫れるといったことが起きています。
まだこれから症状が増えるかもわかりませんが、今までの症状については、この子たちが味方してくれて、なんとかやり過ごせています。これまでもパラパラと登場させていましたが、このnoteでまとめておこうと思います。
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①ペプチサルのマウスウォッシュ(保湿剤)
口内と舌が乾燥している状態の時に、歯科衛生士さんがおすすめしてくてたもので、院内のコンビニで購入しました。1回につき原液10mlを口に含んで30秒以上うがい。その後は、しばらくの間、水を飲んだり濯いだりしないようにしています。
歯科衛生士さんからは、1日3回くらい使うようにと指導されましたが、乾燥しているなと感じた時、もしくは、寝る前に使うことが多いです。わたしの場合、ひどい時は、マスクをして寝ていても、舌が上顎にくっついてしまうくらい口内が乾燥して夜中に覚醒してしまったりするのですが、この保湿剤のお陰で、その症状も落ち着きました。
②アズノールうがい液4%
3クール目後の外来で口内炎がたくさん出来ていることを訴えたところ、主治医が処方してくれたうがい薬です。
アズノールうがい液®は、抗炎症作用と口腔創傷治癒促進作用を有しており、咽頭炎、偏桃炎、口内炎などに効果を示します。
この薬の他にも、口内炎に効くうがい薬は何種類かあるので、まずはこれを試してみてと処方されたのですが、わたしには合っていたようで、1-2回の使用で口内炎が治りました。
プッシュ式で薬液が出る容器で、通常は5-7滴を約100mlの水またはぬるま湯に溶かして使うようにとのことでした。わたしには、100mlは1回のうがい量としては多すぎるので、3-4滴を50mlの水で薄めて使っています。
③小さな計量カップ
お料理用に購入していたものなのですが、マウスウォッシュを10ml計量するにも、うがい薬を50mlの水で薄めるにもピッタリの使い勝手で、しかも、計量カップを逆さにしてマウスウォッシュの蓋に被せるとピッタリと収まります。
買った時は、2個もいらないのになあと思っていたのですが、まさかの、使っていなかった方の1個が、こんなに役立つとは思いませんでした。
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かなり個人的な口内ケア事情のまとめとなりましたが、参考になれば幸いです。