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ぬらりひょん考(その2)
私が子供の頃の1985年、テレビの月曜ドラマランドで「実写版ゲゲゲの鬼太郎」が放送された。妖怪好きにはたまらない! どんな妖怪が登場するのか、どんな特撮シーンが展開するのか見るまえからワクワクが止まらないp(^-^)q
ところが、その頃の特撮ヒーローもののスタッフが制作しているので、原作好きな私には受け入れがたいシーンが多々あった。
子なき爺がなぜかビリヤードをしているシーンで登場、敵妖怪が最初人間の姿で登場、途中から妖怪に変身する。妖怪が倒されると爆発する(!!!)
完全に特撮ヒーローものやん! 当時は納得いかなかった。ところが、20年以上たって、あらためて見たら普通に面白かった。
敵の妖怪、あみきり、おおかむろ、吸血鬼エリート、鬼太郎がそれらの妖怪たちを倒したあと、のこるは総大将ぬらりひょん!!
ぬらりひょんは、着物姿で日本刀を振り回す。カッコいい! 鬼太郎とぬらりひょんが戦う舞台は、見上げ入道が霊界流しでいざなわれた異空間!! 鬼太郎は体内電気でぬらりひょんを倒す!
この実写版で、ネズミ男を演じているのは竹中直人さん。当時はわからなかったが、とてもネズミ男ぽっくて良かった。大人になると色んな見方ができるようになって、つまらないと思っていたものが実はとても面白かったりする。
ものの見方が変われば世界がかわるかも。
この実写版のなかで、ぬらりひょんの頭がふくらんで見上げ入道が現れたり、一瞬だけ学校の体育館に現れたのびあがり。CGが使えない時代の特撮、手作り感がたまらない。