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口の両端に指を入れて「新潮文庫」と言うと「しんちょううんこ」になってしまうってやつ、みなさん小学生の頃やりましたよね?やってませんか?まあいいです。そんなことでゲラゲラ笑える心をいつまでも持っていたい。

人間という生き物は、日本だけで何億人もいるので。
当然合わない人というのもあまたいるわけだ。


小4の頃から通っている床屋さんがあった。
別にそこが良いからというわけではなく、単に新規開拓をしたくないというだけだったけれど、気づけば10年以上も通っていた。
今は40後半だろうかといった店主のおっちゃんと、それより少し上だろうなというおばちゃんの2人のお店。

2人とも悪い人ではないが。
おばちゃんは顔を剃るときに唇を平気で触るのがすごく気持ち悪かった。
おっちゃんはいつまでも自分の職業や仕事内容を覚えてくれないし、価値観の押しつけが過ぎるし、当然趣味も全然合わない。
終いには
「ライブ?誰の行ってきたの?」
「日向坂46っていうんですけど…」
「あーあれね!坂道ってやつだよね!
 なんだっけほら、紅白出てぶっ倒れた…そう!欅坂!
 あのセンターの子、ブスだよね~笑」

取り柄は、カット+シャンプー+顔剃り全部で1890円の安さ。


そんなとき、母親から
「Mくん、私が行ってる美容室にいたよ~」
と知らされる。
Mくんは小中の2個先輩で、美容師をやっているのは知っていた。


行ってみると、あらびっくり。
似た商売してる人でも、こんなにも違うのかと。
歳が近いとか知り合いだったとかそういうのを抜きにしても、話の仕方や聞き方、全然不快にならないし楽しい。人間としての出来が違う。
心の中でスタンディングオベーション。

カット+シャンプー+指名料的なので4000円かかるんだけれど、そんなものまったく気にならない。
心からの笑顔で「また来ますね」と言ってしまった。
思い出すとなんだか気持ち悪い。


相手を不快にさせない否定の仕方、意識していきたいですね。


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今日は江國香織さんの「流しのしたの骨」を読んでいます。
影響を受けやすい人間なので。
24歳おめでとう。
インスタ開設おめでとう。ありがとう。

連休中は重松清を読んで一度スッキリしようかな。

…そういえば千早茜さんの「魚神」、買い忘れちゃった。

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