モモジャンがはしる!とおく!とどく!
前回の文章に続き、プロセカのイベントの書き下ろし曲をご紹介します。
以下、イベント「Grow glorious glow」のネタバレを含みます。
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今回のイベントは「Grow glorious glow」。日野森雫さんのバナーです。
イベント名は直訳すると「輝かしい輝きを育てる」
書き下ろし楽曲は薄塩指数さんの「はしる!とおく!とどく!」です。バーチャルシンガーバージョンは重音テトさん歌唱で、テトさんソロの書き下ろし曲は初になります!!(エンパープルでコーラスをしていました。)
イベントストーリーから見ていきます。
雫さんの美しさ、かっこよさ、そして何より強さが前面に押し出される回でしたね。
前回のモモジャンイベントで初登場したRe:lightの萩山結雨さんも登場したのにはびっくりしました。結雨さんと雫さんはクール系の美人ということで雰囲気が似ていますね。
イベント予告を見るに、オーディションがメインになるのかと思いきやそこは案外あっさりでした。
オーディションには無事、結雨さんと2人で合格した雫さんですが、結雨さんにあって自分には無い「輝き」に気づきます。その「輝き」はチアデ時代の自分も持っていたもの…
ありのままの自分をファンに受け入れてもらった代わりに全盛期のオーラを失ってしまった、ということでしょう。
あのころはグループを背負うというプレッシャーが輝きを生み出していた、でもそのプレッシャーがない今、なにが雫さんを輝かせるのか__というあらすじでした。
結論、重要なのは緊張感ということになっていました。モモジャンのメンバーに甘えてばかりではなく(個人的には全然甘えても欲しい…)緊張感を持って仕事に接する。
機械関係のことがわからなかったら愛莉さんがヘルプに入る構図はよく見られましたが、今回は自力でタブレットの電源をつけました。(ミクさんナイスフォロー!)
最終話で完成形のCMを見た斉藤さんの反応が可愛かったです。運営さん、あんな泣き顔差分あったんですね…
ついに歌詞考察です!前回みたいに一つ一つ書きたい気持ちは山々なのですが、これを書いている時間帯もあって眠たいので印象的な歌詞を抜粋します。
①視線の先同じゴール
モモジャン4人の目標、ドームライブのこと。
同じをおんなじと読んでいるのがポップな可愛さで雫さんとのギャップがあります。
②それはずっと霞んで遠く
仕事が1件もない現状のこと。
今回のCMで解決されたことを願います。
③「「「「決めるまでもなくわたし」」」」
はしる!とおく!とどく!では「わたし」という歌詞がキーになっています。グランフルールのテーマだった「圧倒的輝き」をガンガン主張してくる歌詞ですね。
MVで、ここのカギカッコがひとつずつ増える演出があります。最後は4つになっていてメンバーの数なのがいいです。
④走る遠く届く 広がる未来の予告
タイトルはひらがなで可愛らしいのに、歌詞では漢字でかっこよくなっています。ここでこの記事のサムネイルに戻っていただいて、今回のイベントの特訓後イラストを見てみてください。空の清涼感とくっきりした影の色差が心に「かっこいい」をくれるんです。つまりギャップです。ひらがなと漢字でもギャップします。
広がる未来予告は前と韻を踏みつつ、ここからドームライブに向けて再スタートという明るい展開を感じさせます。
⑤ワン・モア!
「もう1回」という意味。ユニット名MORE MORE JUMP!やみのりさんのスタンプ「もう1回!」を連想させます。
⑥主役は誰か すぐわかるでしょう
圧倒的なオーラ、輝き。それを手に入れた雫さんはCMを完全に掌握したでしょう。もうみんな虜です。
⑦わたしをみてくれ!
みなさんバナーイラストを見た時に絶対強く惹き付けられたはずです。それが雫さんからの「わたしをみてくれ」のメッセージ。
⑧試練めいたマイルストーン
マイルストーン、恥ずかしながら意味を知らなかったので調べたところ「作業の節目となる工程」のことだそうです。まさに仕事のない現状を打破するほぼ唯一の可能性だったこのCMのことですね。試練と言っていることからも緊張感が高まっていることがわかります。
⑨間違ったり転んだこと これでいいと思えること 誰かを気遣うように自分のこと愛せるように
ここはモモジャンメンバーの比喩だと思います。
⑩絡まりをそっとほどく
以前のイベント名「ほどかれた糸」を連想させてきました。あのイベントでチアデ時代との決別をしたとすっかり思っていました。
⑪生きてるみたいに生きていく
「生きてるみたいに」というのはおそらく自分らしくということ。本来生きることは個性と同義だと思うんです。自分らしさを封じられてファンの求める完璧センターを演じていた雫さんは死んでるような状態だったのでしょう。今、自分らしさをファンに認めてもらった。チアデ時代の輝きの理由も突き止めた。もう無敵ではないですか?
⑫わたしを誰か わたしをみつけて!
本当の自分を封じられていたころの雫さんは、素の自分を誰かに見つけて欲しかったのでしょう。しかしそれは見つけられることなく第1のアイドルを終えてしまった。
⑬これはまだほんの序曲
フラグっぽいことをあえて言うなら、「モモジャンの快進撃はこれからだ!」
でも実際そうだと思います。国民人気と全タイプのアイドルを網羅してファンを増やし続けているモモジャンがここで止まっているなんて考えられません。
はしる!とおく!とどく!の歌詞考察、もといイベントストーリー感想を書き散らかしました。
以上2276字の駄文でした。