『理系夫のみるみる片付く!整理収納術』がただの片付け本ではない理由
こんにちは!はちみつコミックエッセイ編集部の白熊(しらくま)と申します。今回から、私もこちらの『コミックエッセイ編集者1年生。』で記事を書かせていただく事になりました。私は主に担当作品の制作過程や、担当編集としてお伝えしたい事を発信していきますので、よろしくお願いします!
さて、9月15日に、はちみつレーベル第3弾として発売されましたくぼこまきさんの『理系夫のみるみる片付く!整理収納術』なんですが、手前味噌で恐縮ですが、なかなか好調の売れ行きを見せています。
購入頂いた皆様、感想を寄せてくださった皆様、本当に!本当に!!ありがとうございます~~~!!!漫画部分をちら見せしますね。
人を気軽に家に呼べない気持ち、わかります。3日前から掃除と心の準備が必要です。
理系夫さんが一貫して大切にしているのが家族でゆったりと過ごせる「時間」。決して散らかっている事を責めたりしないのがすごいです。
「家事は主婦だけの仕事ではないよ」名言出ました~…!!
読者の方に頂いた感想の中で特に多いのが、「本を読んでいるうちに、自分まで、理系夫さんに片付けの方法を教えてもらっている気分になった」というものなのです!
理系夫さんは、機械設計エンジニアで、超理系の完璧主義者なのですが、性格や口調がとても穏やかなので、あら不思議、アドバイスをすっと受け入れることが出来てしまいます。
そして、理系夫さんは、コーチングの資格も取得されているのですが、とにかく、聞き上手!導き上手!!教え上手!!!
決して「片付けなさい!」と怒ることはなく「なんで片付けられないと思う?」「どうしたら片付けられると思う?」と質問と対話を重ねながら、著者のくぼこまきさんや小学5年生の娘さんの片付け意欲がアップするように、導いているのですよね。本書ではこまきさんだけではなく、娘さんが片付け習慣を身に付けていく過程やノウハウもしっかり描かれていますので、子育て世代の方も要チェックです。
「やれ!」と言われるとやる気が消滅するけれど「どうしたらやれる?」と聞かれるとやりたくなる。「捨てなさい!」と言われると、必死でとっておきたくなるけど、「これってまだいるかな?」と優しく質問されると「捨ててもいいかな?」と思えるから人間て不思議ですよね。
著者のくぼこまきさんにも、ご主人との対話シーンを漫画に多く盛り込んでいただきました。そう、ご自身が理系夫さんとの対話の中で片付けられるようになった過程を、読者の人も追体験してもらいたいからです。
さて、タイトルの回収に入りますが…『理系夫~』はただの片付け本ではないのならば、何なのかというと、家族というチームのマネジメントが学べる本であり、片付け意欲をアップしてもらうためのコーチング術が学べるという一面があるのです。
片付けは、主婦が主導で行っている家庭が大多数だと思うのですが、やはりどうしても、家族の協力が得られずに空回りしてしまったり、主婦にだけ負担が増えてしまっている状況が多いと思います。理系夫さんがリーダーになり、家族がワンチームとなって片付けられるようになった様子が描かれている本作品。
パートナーが片付けてくれない!子どもが片付けてくれない!と悩む方は、理系夫さんの家族への働きかけの様子がすごく参考になるのではないかなと感じています。理系夫さんに執筆頂いたコラムも4本も入っているのでぜひ読んでくださいね。多くのご家庭で参考にして頂けると嬉しいです!
さてこちらが、片付けにチャレンジする前のこまきさん宅のリビングです。
本のおまけページにも載せたのですが、リアルすぎる!と反響が多く寄せられました。ヤクルトの空や透明のカゴに心許なく入ったスプレーが共感しかありません。。。
これが片付けを学んだ理系夫さんの導きによりこうなりました!
なんということでしょう。テーブルが果てしなく広く続いています!なんとくぼこまきさんは、モノを3分の1に減らし、70㎡から50㎡のマンションに引っ越しを決行されました!3人暮らしで50㎡はかなりコンパクトといえますが、遊びに来た人からは「広々としている~!」ととってもびっくりされるそうです。
あ、そうそう。私担当編集しらくまも、こまきさんから影響を受けて自宅を片付けたんです。見ていただけます??
ビフォー
まず使った鍋を片付けましょうという話なのですが、我が家ではデフォルトのシーンでございます。ちら見えするコバエとりが情けない…!
アフター
コンロ下の収納も片付けて、出しっぱなしだった鍋や調理道具をしまえるようにしました!拭き掃除もやる気になるというものです。片付けていたら、使いかけの「そうめん」が9袋も出てきました、反省!!
とにかく、1冊読めば、必ずや片付け意欲が湧く事をお約束いたします!
(編集くまこ)
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