感情は感じるのではなく溜まるもの
こんばんは。夜になると文章を書く人、片野です。
内定を取りました。４月から社会人です。
なんか安心したけど、自分があの、想像していた、嫌悪感すら抱いていた
「社会」の一粒、歯車の一部、満員電車の一員、スーツ姿の透明人間、になるのだと感じると、不安になるんだよなあ。
という、自分に嫌気がさしながら過ごしています。
最近はもう本当にお金の問題に直面していて、出来ることなら腎臓のひとつでも売って当面の生活費を手に入れたいくらいには金欠になりました。
去年休職をタテに遊びまくっていたツケがやってきています。
ただ、爪の先に火を灯して生活するのも悪くないと、これもまた人生というか、最高に馬鹿みたいに生きるということをやってみた報酬のようにも感じています。なので貧乏を今は楽しんでます。
Uber eatsを初めてやりました。
なんなんだあれ、チャリも持ってない俺がとんでもないチャレンジですね。
超恐かった。最初。店でブツを受け取って、箱に大事にしまって貸しチャリに乗ってそれをただ配達する。
超簡単。だけど、始める前は超恐かったんですよ。
初めてのことを体験する前っていつも恐いよね？
え、みんなそうでしょ？俺だけだったらどうしよう。みんなそうだよね？
そして何よりも独りで闘ってる感覚が超恐かったです。ただ自転車に乗ってGoogleマップに従って左折したり小学生に気をつけたり二段階右折したり、
単純だけど1人で知らない土地に行って、ずーっと1人で自転車を漕ぎこぎしてると、色んなことを考えてしまうんですね。
以前Twitterでこんなことを読みました。
少し前にバイクで日本一周ツーリングをした後に自殺した方がいましたね。
そのリプライ欄に「夜にツーリングをしていると本当に色々と考えてしまう。自殺がよぎる瞬間もあった。少しだけど気持ちがわかる」みたいな内容のツイートがありまして、
当時は「ふーん、そうなのか」くらいの気持ちで読んでましたが、
なんか本当にその気持ちの0.1mgというか、一端のはじっこの切れハシの一部分を共感できたような気がして、
おお、やはり孤独ってのは恐ろしいものなんだなと感じたものです。
まあUber eatsしてただけなんですけどね。
やはり孤独は恐いですね。僕の背中にはいつも孤独が付き纏っている気がします。ああいや、誰でもそうか。ただ僕はその付き纏ってくる孤独を余りにも過剰に恐がっているんですね。なぜなのでしょう。僕の孤独はスタンドのように、生霊のように、どこにいても何をしていてもひょっこり顔を出しては挨拶してきます。僕はその孤独を買い被っているのでしょうか、あまりにもその孤独が大きく壮大に甚大に感じてしまうんです。不思議だな～。
過剰なだけなんでしょうね。ではその過剰に反応してしまう理由はなんなんでしょうね。いつまでも分からないまま、そいつの後ろにいる死がチラついてきます。
先日、初雪が降りましたね。その日にもUber eatsをやっていました。
余りにも過酷すぎて全然心が挫けそうになってたんですけど、川沿いを走っていたら空も川縁も真っ白で、川だけ青くて、そこにカモが泳いでたんですね。その泳いだ後の波紋がくっきりと見えたんですね。それが余りにも綺麗で溜息をついたんですが、その溜息も真っ白でした。
なんつーか、そういうのってその時しか体験できないことだしめちゃくちゃ過酷だったし辛かったけど、僕はその時「ああ人生って綺麗だな」って思ったんです。
んで、別にそのおかげでって訳でもないんですけど、そういう綺麗な感情や美しい感覚、汚い感情も含めて全部、感情って感じるものなんじゃなく溜まっていくもんなのかなあって思ったんです。
その時の気持ちは別にその時だけしか感じられないものじゃなくて、溜まって溜まって大きくなって、
大切なもんとして言葉とか感覚とかそういうもんに変わっていくのかなって、当たり前のことを思ってました。最近。僕は詩を書く人だから、それを言葉にしていきたいですね。綺麗じゃなくても、適切に。
要するに何が言いたいかっつーと、大事な感情は溜まるのと同じくらい吐き出しながら心の風通しはよくして生きたいよねって、ただそれだけのお話でした。
はい、次の話。
この歳になると(僕は年齢非公開ユーザーですが)後輩のバンドマンってのが出来ます。
僕はいつでもみんなの後輩みたいなもんだと思ってたんですが、年齢的にもバンド歴的にも後輩みたいな人たちが多くいます。
もちろんその人たちの方が売れてたり人格者だったりするのでしょうけども、まあ立ち位置的にも後輩は後輩なのか、と。
なんつーのか、こっちが恐縮しろよって話なのに恐縮させちゃったり、先輩風なんか吹かすつもりなくても勝手に吹いてたりするんですよね。
どの世界でもそうなんだけど、僕はそれがすごくダサいなって思ってて、先輩であるというだけで敬われる必要ってあんの？って思うんです。いやないです。
ので、僕より若くて元気な人は僕のことのなんか眼中に入れずそれぞれで勝手に頑張ってほしいと思うのですが、
が、
が、
蛾
蛾って分類的には蝶と同じらしいですね。あんなに見た目違うのに。生物っておもしれえ〜
ほんでね、まあ言いたいことっつーのは、僕は後輩だろうがなんだろうが敬意を忘れずに生きていきたいと思ってる人間ですけれども、上下関係っつーのは昔からダサいものばかりなので、体育会系的なノリは無し無しの無しだし、その辺は本当にフラットでいたいなって思うんです。フラットな敬意っつーかなんつーか。にゃんちゅうか。みんな同じ土俵じゃん。くらいの気持ちです。
っていう自分の意見なんですが、
最近すごく思うのは、
人って本当に、他人を下に見ないと生きていけないの気持ち悪いよな〜〜〜〜っていうことです。これが一番言いたかった。
向上心持って頑張ってる人はすごい！尊敬！
そこそこ頑張ってる人もそこそこ頑張ってるから最高だし、全然頑張ってない人は伸び代しかないわ、わ、わ！伸び代しかないわ、わ、わ。
ということで、それでいいんじゃないでしょうか。
「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」
と福沢諭吉という1万円札のキャラデザを担っている人が昔々に言いました。
この言葉の真意は本当は全く別の意味なんですがそれはさておき、この言葉だけを抜粋すると
人間本当は上下関係とかないよねって言葉なんですね。
まあでも実際には上下関係はあります。それは確かです。何かに秀でている人は間違いなくいるし、有象無象を纏めるリーダーが必要なのも確かです。
なので上下関係は存在します。それは間違いない。
が、そこで問題としたいのは上側にいる人が下側の人を見下したりぶち叩く必要性についてです。
イジメや戦争が永遠に失くならないように、人は他人を下に見たがります。
安心するからでしょうか、恐怖からでしょうか、ナルシズムからでしょうか。知ったこっちゃないですが、とにかく他人を下に見たがるものです。そうじゃない人もいるけどね。
このシステムが本当にキモい。キモいしくだらない。
上下関係があるのなら、上は下を慈しめばいいし、下は上を敬えばいい。それだけじゃないんでしょうか。
見下して、それを相手に投げかけて、馬鹿にして、排除しようとする理由ってなんですか？
優位性を保つ必要ってなんでしょうか。
僕はイジメられた経験があります。友だちだと思っていた人がある日突然自分のことを下に見始めた。不思議でした。
気づいたらロッカーの中に閉じ込められて隙間からチャッカマンで火をつけられていました。
4人がかりでオモチャのようにぶん投げられてそのまま頭を打ち失神して、病院に運ばれたこともあります。
いや、死ぬだろ普通に。よく生きてたな。
イジメる側が悪い。それは当たり前の摂理です。
僕が言いたいのはそれ以前の話で、弱い人間や力のない人間を下に見るという、その心の仕組みについて問いただしたい。
赤ちゃんは喜んで抱くくせに、なぜ隣の人は下に見たがるのでしょう。
慈しむ心があるのならなぜ同時に弱い者を叩く感情も持ち合わせるのでしょう。不思議でならない。キモい。単純にキモい。
迫害、イジメ、戦争、差別、陰口
キモいっす。そんな言葉が存在すること自体がキモい。
というか、その「見下す」とか「下に見る」とかを無意識下で行っているのが恐ろしいです。
大抵偉そうな人はこう言います。「別に偉そうになんかしてない」「見下してなんかいない」
不思議です。無意識にやっているんでしょうね。
自分はそんなことしないと思う人が大半でしょうが、僕も含め、皆が無意識にやっています。全員です。それを行動に移すか移さないか、ただそれだけの違いです。
心で思うのは自由です。いくらでも差別したらいい。自分との違いを感じて敬わなければいい。それならそれで、離れればいいし眺めてればいい。
そこでわざわざ叩いて馬鹿にする必要はあるのでしょうか。
弱い者たちが夕暮れ 更に弱い者を叩く
らしいです。僕にとってはそのシステムが意味わかんないし、警鐘は何度も鳴らされているはずです。イジメはよくない。本当にその意味が分かっている人はどれくらいいるでしょうか。
隣の人がどんな人であろうが、まず敬い、慈しみ、それができないのならば離れればよろしい。眺めてればよろしい。ただそれだけでいくらでも回避できる諍いがあるでしょうに。
ちょっと思想強めの話をしました。不満炸裂。
というのも、最近最愛の友人に嫌われたことが関係していたりするんですけど？そういうのはまあプライベートなんで？内緒っていうか？
プライベートなことしか書かないくせに何を言ってるんでしょうね。
誰かいつかでいいので救ってあげてくださいね。僕のこと。
どんどん思想強くなっちゃうので。なるべく早めに。
結局ね、正論っぽいことをぶちかまそうと、いくらひねくれようと人間って感情の生き物ですものね。人と人が合わさって初めて人は完成すると思ってるので。そう簡単に人間関係って上手くいかないよね～。なんだかな～。
みんなが優しかったらな～僕もパワハラなんか受けずに、誰のことも恨まずに生きていられたのかもしれないのにね～。やだやだ。
むずかしい問題だ～～で終わりたくないんですけどね。
まあそういうことを考えつつ生きております。
ただ今年の僕は死んだように生きるって選択肢だけはないので、アグレッシブに生きていこうと思ってます。反動でかそーー。元々そんなアグレッシブじゃねーですから僕は。引きこもりが頑張ってると思って見ててください。
上手くいっても上手くいかなくても全然どっちでもOKです。なぜならその先に死が待ってるだけなので。ゴールみたいなもんです。僕なりの。まあ上手くいったら死なんけど。
最近銭湯というかサウナにハマってしまって困っています。家から徒歩５分圏内にサウナがあるので、ほぼ毎日行ってしまう。やばい。
あと最近はディズニープラスに加入していまい、見たかった映画全て見る、をやってます。必要な物って少ないけど、突き詰めれば突き詰めるほど時間って足りないですよね。
人生ってなんだろう。将棋？
しーらね。