Bambu Lab X1-Carbon AMS除湿ボックスの製作
はじめに
Bambu LabのAMSは密閉については十分ですが乾燥機能が付いていません。
一応乾燥材を入れるポケットはあるんですが、量的に十分でなく除湿が追い付かない印象でした。
そこでAMSに除湿ボックスを追加することにします。
オンラインで探してみた
https://makerworld.com/en/models/100463#profileId-114087
もう、この乾燥ボックスが文句なしにかっこよくて・・・。
さっそくダウンロードしてプリントしてみましたよ!
・・・と、いきたいところだったんですが、このモデル、いくつか納得できないところがありまして…
なんか邪魔な形状いる・・・。
この突起があると蓋が取り付けられません。
で、突起を削除して今度こそプリント!
途中でおまけで入ってた緑のフィラメントが終了したので2色刷りに!
見た目はかっこいいけど・・・
傾けたら蓋が開いちゃう!
ヒンジに引っかかりが無いから蓋が落ちちゃう!
さらにさらに湿度計の取り付けなんですが・・・
これってさ、AMS内の湿度じゃなくて乾燥材内の湿度測ることになるよね?
たぶんAMS内の実際の湿度よりもいい数字が出そうな予感。
うん、もう全部作り直そう!
モデリング
ということで、作者様には申し訳ないですが外観形状はパクらせて参考にさせていただいて全部作り直します。
湿度計なしのボックスの改良点はこんな感じ。
湿度計ありはこんな感じ。
プリントしてみた結果
色はグレーにしました。
外観形状はパクった参考にさせてもらったので見た目はほぼ同じ。
大開口!
そして・・・
逆さにしても蓋開かないし~
蓋落ちない~!
蓋のツメもパチン!といい感じにロックされる感覚が気持ちいいです。
AMSに取り付け
今回使った乾燥剤はこちら。
レビューでも評判よかったし、電子レンジで乾燥させれば再利用もできるってことなのでお財布にも優しい。
漏斗を使ってザラザラと流し込みます。
このツブツブ、弾性率高いみたいでピョンピョン跳ねてあちこちに散らばりますね…。
そしてAMSにインストール!
見た目は申し分ないですね!かっこいい!!
余談 ~乾燥剤ごときでケチらない方がいい~
フィラメントの保管用にダイソーのタッパー使ったドライボックスも作って使っているんですが、
これにこれまたダイソーで売ってた乾燥剤を使ってたんですよ。
ボックス1つに1袋。
乾燥剤なんて基本的にどれも同じでしょ?
使い捨てなら安い方がいいじゃん!ってこれを使ってたんです。
で、ドライボックス内の湿度が30%を下回ることが無かったんですね。
夏場は50%とかで安定してるし、しょせんダイソーのタッパーだから密閉が甘いんだろうな~、部品の取り付けで穴も空けてるしどこかで漏れるだろうな~なんて思ってたんです。
今回、ついでなんでこのドライボックスの乾燥剤も坂本石灰工業所の物に変えたんですね。
そしたらびっくり!あっという間に湿度計の値が10%以下に!
乾燥剤も品質ってだいぶ差があるんですね。
もう二度とダイソーの乾燥剤は使わないと心に決めました。
今回作成したモデル
モデルも公開しておきますね。
さいごに
結局またモデルから作り直すという愚行に走ってしまいました。
オリジナルのモデルはかなり人気があってリミックスされたモデルがたくさん存在していますね。
オリジナルの作者さんのデザインセンスには脱帽です。
私もオリジナルの部品で魅力があるデザインを作れるように今後も精進しようと思います。
それでは、またの機会に~!