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レーザー彫刻機導入~ソフトウェア導入編~

はじめに

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前回記事で組み立て完了したORTUR Laser Master 2をPCから動作させるためのソフトウェアの説明です。
当方環境はWindows10 Professional 64bitとなります。

ドライバーインストール

ORTUR Laser Master 2はUSB接続するためにドライバーをインストールします。
ドライバーはORTURのサポートページからダウンロードします。

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Windows10に対応する「STM Micro」のインストーラーをダウンロードして実行します。
OSのビット数に注意してください。
ダウンロードしたインストーラーを実行します

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[Next]をクリック。

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[Next]をクリック。

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[Next]をクリック。

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COMポートとして認識するための仮想デバイスとしてインストールされるのでこのようなダイアログが出たら[インストール]をクリック。

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[完了]をクリック。

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自動でアップデートのチェックをするかどうかです。
[No, skip this step]でいいんじゃないかと思います。
[Finish]をクリックしてドライバーのインストールは完了です。

レーザー加工ソフトウェアのインストール

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前述のサポートページからLaser GRBLのダウンロードページに移動します。

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ページをちょっと下に移動するとダウンロードボタンがあるのでこれをクリックしてインストーラーをダウンロードします。
ダウンロードしたインストーラーを実行します。

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[Next]をクリック。

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デスクトップにショートカットを作るかどうかです。
[Next]をクリック。

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[Install]をクリック。

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[Finish]をクリック。

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ソフトウェアが起動したらインストールは成功です。

接続テスト

キャプチャ

ORTUR Laser Master 2本体にACアダプターとUSBケーブルを接続します。

意図せずレーザーが照射されても大丈夫なように本体の下には板を敷いておきましょう。
電源を入れるとレーザーヘッドが原点復帰しますのでワークエリアに障害物がないようにしましょう。

Powerボタンを長押しして電源を投入します。

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LaserGRBLの画面左上の「COM」に先ほどインストールしたポートを指定します。

どのCOMポートかわからなければ選べるポートを順番に試せばよいです。
もしくはWindowsのデバイスマネージャーの「ポート(COMとLPT)」で「USBシリアルデバイス」を探しましょう。
USBシリアルデバイスがない場合は以下を試しましょう。
①本体の電源が入っていることを確認する。
②USBケーブルを別のポートに指しなおしてみる。
③LaserGRBLを起動しなおす。
④PCを再起動してみる。
⑤ドライバーをインストールし直す。

「Baud」はボーレートで『115200』を指定します。

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Connectボタンをクリックします。

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PCからピロンとかなり大きい音がしてこのような画面になれば接続ができました。
左下の矢印をクリックすると本体のレーザーヘッドが動きます。

データの読み込み

LaserGRBLはラスターデータ(画像データ)に特化したソフトなので、適当な画像を用意して読み込みます。

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ツールバーの「File」から「Open File」をクリックします。

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画像が読み込まれたらこのようなダイアログが表示されされます。
このままだと荒いので「Quality」の値を大きくしてみましょう。
この値は1mmの幅に何本ラインを引くかという設定なので、とりあえず8~10程度にしておけば大丈夫です。
画面右下の[Next]をクリックします。

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このようなダイアログが開きます。
レーザーのスピード、パワー、画像の配置設定です。
とりあえず一番下の「Offset」を変更してワークエリアに対して少し余白を開けて画像を配置してみます。
今回それ以外はそのままの値で実行します。
[Create!]をクリックします。

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画像が読み込まれました。
とりあえず複雑なことは考えず、実行ボタン(めっちゃ小さい!)をクリックするとレーザー彫刻開始です。

開始前に彫刻位置にワークを置いておきましょう。
ワークとレーザーヘッドのギャップ調整をしましょう。
保護メガネをかけましょう!

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画像の大きさにもよりますが、数分で作業は完了します。
これでソフトウェアの動作確認もできました!
お絵描きするだけなら画像を読み込んで実行するだけ。
簡単で良いですね。

それでは、またの機会に!

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