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レーザー彫刻機導入~ロータリーユニット組み立て編~

はじめに

レーザー彫刻機本体の組み立てと動作チェックまでが完了しましたが、何かを忘れていました。

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これです、これこれ。YRRですよ。
しばらく使うことはないですけど、とりあえず組み立てちゃいましょう。

開梱

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本体に比べると1/5くらいの容積のちっちゃい箱です。

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中身を全部出してみました。
こっちはパーツリスト兼組み立て説明書がなんとフルカラーで付いています。ドライバー以外の工具も入っています。

組み立て

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絵と部品名しかない手順書ですが、問題なく意味が分かります。
3Dって素晴らしい!
以前勤めていた職場では製品の組立手順書を作る際はわざわざ実機を組み立てながら写真を撮ってたんですよね。
3Dデータで分解図作った方が絶対にわかりやすいです。

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しかしまあ、ねじやらベアリングやらを板金で挟むだけなので難しくはないですが、部品がバラバラになりやすいし全体にガタも出やすいので都度都度調整しながら組んでいきます。

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ローラー付けました。
ローラーのスパンは選べるのですが、溝の上に置くだけでなくねじでしっかり固定する必要があるし、あとでベルトも掛けるので自分が使うワークを想定して最初からそのスパンで組んだ方がいいですね。

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私の選んだスパンだとこんな感じでベルトをかけます。
スパンに応じてベルトを掛ける位置を変えないとテンショナー(一番右下の長穴部分)だけでは調整しきれません。

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バッフルとガイドを付けて完成です。

動作チェック

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本体Y軸モーターのコネクターを抜いて代わりにロータリーユニットの配線をつなぎます。

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今回は動作チェックだけなのでこんな感じに置きました。
加工する際は本体に下駄を履かせてレーザーの下にロータリーユニットを置く必要があります。
ロータリーユニットの向きはベルト側を原点に向けるとY軸と加工方向がそろうのでいいですね。

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本体電源を入れるとすぐに原点復帰をしますが、ロータリーユニットにはリミットスイッチがないので本体のリミットスイッチを手で押してあげます。
この時にカチカチと素早く(コンマ2,3秒くらいで)2回連続で押す必要があります。
ゆっくり押すとエラーになります。

LaserGRBLの画面でジョグ操作をしてくるくる回るのは確認できました。
どのように使うかは公式動画でご確認ください。

さいごに

動作チェックがてら何か彫刻したいですが、本体のチェック時にやはり焦げ臭いのが家中に広がってしまったので、排煙装置を付けないと部屋の中で彫刻するのは無理ですね。
しばらくレーザー彫刻機ネタは出せそうにありません。

ではまたの機会に~!

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