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好きなこと(1)

こんにちは、ちぇしゃです。

今回は、僕が興味を持つこと、趣味、やりたいこと、にフォーカスしてみたいと思います。

音楽・楽器、クルマ、ガジェット、鉄道、ファッション、スイーツ、観葉植物、アート、国際交流、インテリア。あんまり意識してないけど、神社仏閣もわりと好きかもしれません。とりあえず興味があるものを思いつくだけあげてみましたが、我ながらけっこうあちこち飛んでる感じがします。

なかでもウエイトが大きいのは、楽器ですね。それでは今回、楽器編ということで、深掘りしてみましょう。

・楽器に至るまで

子供のころは特に家に楽器があるわけではなかったんですが、気にはなっていました。ただ、僕の時代は「楽器は女の子の習い事」「裕福な家庭の習い事」という固定観念が非常に強く、それこそ一定クラス以上の家の女の子でないと習わせてもらえないような状況でした。なので、やってみたい気持ちはあっても習いたいなどと言ったことはありませんでした。まあ、例外的に、楽器を習う男の子もいたっちゃいたんですけど、ものすごくレアでした。

今から思うと、ヤマハ音楽教室に通う子がちょっと羨ましかったかもしれません。

小学校の音楽ではハーモニカ(僕のころはほんとのハーモニカでした)、リコーダーをやりました。自分で言うのもなんですが、クラスの中ではだいぶ上手いほうでした。

・はじまりは、一本のギター

ある日、祖父の家になぜかギターがぽんと置いてあり、でたらめに鳴らしたのを覚えています。まわりにギターをできる人もやったことがある人もいなかったのに、祖父宅に置いてあって、不思議でした。

それが忘れられなくなり、中学校に入ったころに、ためたお小遣いでフォークギターを買います。ちなみに、当時買ったフォークギターはまだ現存しています。そこまではよかったものの、エレキに興味を示し始めると、とたんに嫌な顔をされます。

・中高生時代:不良扱いと、意外な関係と

あの頃エレキギターは「不良の象徴」でした。まわりからはいろいろ言われ、おおよそキャラにないことをやっていて驚かれ、まあむちゃくちゃ。ただまあ、エレキストには珍しく吹奏楽部の人たちとも仲が良く、(かたくるしいのが嫌で入部しませんでしたが)興味はありました。

遅くともその当時から、バイオリンの演奏にも興味をもち、当時からエレキバイオリンの存在を知り、脳内「いつかほしいものリスト」にも入りました。

高校に入ると、軽音部に入部しました。当時軽音部はヤンチャなのが多い部活だったんですが、僕は中学時代同様、吹奏楽部の人たちとも交流があり、また自主練中の吹奏楽部に遊びにいったりしてました。

全国の軽音部が集う祭典のような大会のような、そんなイベントにも出場し、ステージデビューを果たします。また、高校も後半になってくると、校外でもバンドに参加したり。

そのバンドがまたおもしろくて、バンドといえば不良、勉強苦手組、といった印象が強かった当時ですが、僕が参加したのは、頭のいい人たちが集う、謎なインテリバンド。対バンライブの他、自治体の音楽祭に出てみたりもしました。まあそのバンドも、大学進学後にわけあって消滅してしまうんですが。

また、別口で、音高・音大系の人の演奏会を聴きに行く機会も時折あり、今から思うとやはりバイオリンは気になっていたようです。

・大学進学ののち:ぜんぜん動けない日々

その後はしばらく一人でギターを練習し続ける日々でした。仕事の都合で某地方の中堅都市に移ったあと、落ち着いてきた頃にバンド再開を目論んでリサーチします。ところがその地方、余所者には全くなんの糸口もなく、内輪じゃないと情報が入らない世界。ここで、いったんバンドへの気持ちは封印します。

時を前後して、自分で弾いたのを録音し、他の楽器は打ち込み、DTMもやり始めていました。ギターの方はモノが入れ替わってゆきます。

音大系の人の演奏会は、やはり時折聴く機会がありました。

・バイオリンとの出会い

そんなある日、たまたま目に入ったのは、中華製エレキバイオリン。気軽に買えるようなお値段のブツがあったので(品質はともかくとして)、俄然欲しくなり、難しい楽器なのを知っていながら手を出しました。

バイオリンというのはとても難しい楽器で、まともに構えること自体に訓練がいるし、指使いもシビアだし、弓の扱いという未経験ゾーンも入るし。でも、とにかく楽しいんです。ムキになったりもするけれど、やっぱり楽器をいじるのは楽しい。楽器バカが炸裂し、どんどんハマっていきます。

・何もできない実家の日々

その後実家へ行くと、ギターをほぼ弾けなくなり、バイオリンもマイカーの車内や公園など限られたところでしか出来なくなり、生活のストレスにそのことが重なり、苦し紛れの新趣味開拓も思うようにできず、といった苦しい日々を送ります。楽器を弾くことはダメでも買うことまでは口出しがなかったので、この頃にもひとつ買ってます。買ったところでほとんど弾けないんですけどね。

・訪れた転機

大都市圏民に返り咲いたのち、その時いた会社でクラブ活動的なものをやっていることを知りました。音楽やる人集合、みたいなのもあり、当然僕も手を挙げます。やりたい曲を持ち寄り、相談し、練習し、という「音楽をやりながら生きる」という生活に、長いブランクを経て戻ることができました。そして、エレキバイオリンという新たな相棒を引っさげて、Gt & Vn 2パート担当としてステージの上に返り咲くことができました。

その間、最初の中華製エレキバイオリンがステージに耐えられない状態になり、ちゃんとしたものに買い替えましたし、エレキだけでは上達に限界を感じていたところ、1挺のバイオリン(※アコースティックのバイオリン)が気になって手を出したり、なんだかんだ楽器バカやってます。ステージに持ち込んだのは、買い替えで入手したヤマハのエレキバイオリンです。家庭練習むけの多機能な「サイレントバイオリン」シリーズとは違い、アンプで音を出してエレキとしてステージで使うことだけに焦点を当てた、ごくシンプルなエレキバイオリンです。

アコースティックの方のバイオリンも、友人のライブの前座で一度披露してます。

・おわりに

そんな音楽どっぷり生活も、コロナで一度幕を閉じるのですが、またいつかどこかでステージに返り咲くことを夢見て、しつこく楽器を続けています。そしてさらに、楽器のレパートリーを増やしたい欲にも駆られています。というわけで、今回のトップ画は僕の楽器たちです。

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