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(momo)Acoustic Tour 「mellow shine room」札幌公演 2024.10.11
※つらつらとライブ感想を書きます。※ネタバレ防止のため、曲目、曲数、ライブ構成等には
触れずに書きますが、一部MCの内容(今回限りの場
所)に触れます。
※12/2 仙台追加公演終了につき、ネタバレありです。
(momo)のライブに参戦するのは
2024年1月の大阪公演ぶり。
我が推しメンモモコさんが札幌に来るということで、
平日開催のライブに行けるのかという不安もありつつ、
数ヶ月後の自分を信じて申し込んだ。
私のチケットの整理番号は2桁台だった。
開場時間までに行けば前の方の列に行けるのでは…
と思っていたが、仕事の都合でそれは断念した。
(仕事中、なんで今日に限ってと思っていた)
会場に入ると、ステージはほぼ見えないほどに人が並んでいた。
どうせ見えないし、と席は諦めてグッズ購入へ。
お人形は無事購入できたが、ルームミストが売り切れだった。
ロンTも買ったら手がいっぱいいっぱいになってしまい、「これおすすめですよ」と言われるがままにトートバッグも購入した。
そして、19:00。ライブが始まった。淡いステージの照明と曲の雰囲気が合わさって美しい。
しかし何も見えない。
(お客さんの頭越しに見える光で雰囲気を感じ取ろう)
と思っていたら、1曲目終わりにモモコさんが
「後ろの人たち見えないと思うので、今日は椅子に座らないで歌います。」
と優しすぎる采配。
おかげで、身長152cmでもモモコさんを拝めた。ありがとう。優しい。
今回のライブは、前ツアーとは全く雰囲気が違う。
前ツアー「どこにもない日」は、モモコさんの語りによって物語が進められ、その物語に会う場所で、合う曲が演奏されていた。
例えるなら、朗読劇とか、こじんまりとしたミュージカルとか、そういった形態に近い。
(分かる人にだけ分かる例えだが、「くるみ割り人形」「動物の謝肉祭」の語り部付きピアノ楽譜集のような感じ)
それに対して、今ツアーは、いい意味で「モモコさんの自宅に集まってライブしてます」感のある内容だった。数曲歌って短いMCをして、時々オタクと遊んで…。
ライブらしいライブだった。
「mellow shine room」というツアータイトルにピッタリの雰囲気だった。
そして、モモコさんの歌が、今回もとてもよかった。
息まじりの優しい声と、艶めきのある実の詰まった声の両方が、曲調や場面によって使い分けられて散りばめられていた。
モモコさんの声は、叩いて引き伸ばしていく飴みたいだし、マナミさんの声は羽衣みたいだと思った。
いい所が調和しつつ大切にされていて聴き心地が良かった。
2人の掛け合いにはお互いの仲が垣間見えるのが面白い。
モモコさんが「まなみん」と呼んだり「マナミさん」と呼んだり、タメ口だったり敬語だったり。
マナミさんにゆるっとズバッと突っ込んでもらっているモモコさんの図が好きなので、それが生で見れたのが嬉しかった。
MCを噛んだモモコさんに言った「お口がくつろいじゃった」(ニュアンス)とか。
モモコさんとまなみさんの歌と雰囲気と(momo)を感じられるライブだった。
あぁ幸せ、と思っているうちに本編が終わり、アンコールが始まった。
本編と雰囲気が違うのを感じた。
モモコさんが、おもむろに朗読を始める。
少し内容を聴いて、それが前ツアー「どこにもない日」の物語の続きだと気づいた。
物語の最後、陽だまりが差し込む部屋の情景描写で幕を閉じ、新曲「mellow shine」が披露された。
前ツアーと今回のツアーは全く違う、と勝手に切り離してしまっていたが、まさかここで伏線を回収しに来るとは。
mellow shine roomがまさかあの物語の続きにある風景だったとは。
このライブ構成に完全に心がやられました。素敵すぎる。
(どうしてもこのことを書いておきたくて、あえて更新したといっても過言ではない)
1週間仕事を頑張ってよかった。
「北海道のことも忘れていない」と言ってくれたのも、わざわざ空を飛んで札幌まで来てくれたのも嬉しかった。美味しいもの食べて札幌を堪能して帰ってほしい。