やらかす人間だと分かっているんだから黙っておけばいいのに、結局自滅でおつかれ私。
「お前はそもそも友達だったか?って距離感だよね、かすみって。」
これは私が10代のほとんどの時間を一緒に過ごしてきたと言っても過言ではない、友人Aの証言。(法廷か)
20代の半ば頃まで「第一印象悪すぎるよ」とよく言われた私。(どうか今は違うと言って)
逆にヒットする人にはすこぶる面白がってもらえたので、その事を特に悩んでいた訳ではないのだけれど。
私のあらゆる“初めまして”を、長い間となりで見てきた彼女からは、“初対面の人と関わる時の私って、一体どんな感じなんだろ?”と思って聞いてみたら、これよ。これですよ。
なんて的確な表現なんだ!!!
と、彼女の洞察力と言語化に感嘆の思いな訳で。
彼女の言う、「そもそも友達だったか?」というのは、フレンドリーにウェイウェイな「ヘィメーン!」な陽キャノリではなくて。むしろその逆。
私はどうしても、初めましてのその瞬間から、“あれ?あなた実家の学習机に貼ってあるプリクラの中にいましたっけ?”レベルで、旧知の仲でもない人にローカルなテンションをお届けしてしまうのだ。
つまり、距離感を間違えたツッコミやボケをかましてしまう。
あるいはリアクションが極端に薄かったり、逆に変なとこがツボってバカ笑いが止まらなくなる。
それらの自覚はある。あるんだ。ちゃんと。
「ズレているんだろうな〜」という自覚は。
あるんだけれど、けどね、、
どこがどうズレているのか、までは分からない!!!
なので、何かをポロッと言った後の“サーーー”っと周りが引いていく音がリアルに聞こえてくるんじゃないかバリの静まり返ったテンションで、初めてそれを察するのだ!
そんなことを繰り返しながら早32年。
(生まれた時から!?)
今日も今日とてやらかした訳ですけれども。
(私はSNSでも“サーーー”の音が聞こえる)
そこは読めるのに肝心なとこは読めないんかーい!
な訳ですけれども。
それがあまりにも頻繁に起こるし、相手の方への申し訳なさ、そのコミュニティーへの申し訳なさで、その都度メンタルがガリガリガリィィイイイと削られるので、なかなかつらい訳ですけれども。
なら辞めろよって話な訳ですけれども、、
「もう言いません!絶対余計なこと言いません!食い気味で人に話を被せたり、鋭利なツッコミは封印しますごめんなさい!」
と、かったいかったい誓いを立てるも、強度が強すぎるのか、その誓いはすぐにピキッとひび割れポキっと折れるし、
「もうね、もうさ、仕方がない!失礼なのよ!私はミセス失礼として生きていくんだから、いちいち落ち込む方が逆に失礼!言っちゃうのは仕方がないから!落ち込むのをやめよう!」
と思ってみたところで、私はそんなに強くない。
何度も何度も何度も何度も人生のだいたいの時間を使ってこういう事を行ったり来たり、ぐるぐるぐるぐるグルコサミンってきたけど、結局私は今のまま。
なのでもうこの、
ポロッ→シーーーン→ハッ!→ズーーーン→シュイーン
までをルーティーンだと思いながら、私は私を受け入れていくしかないんだなぁと。
(シュイーン?)
諦めが付き始めたところで楽になるわけじゃないんだけどね。へへへ。
あなたがもし「やーらかすルーティーン」仲間なら、
(モーニングルーティーンの言い方で)
ドンマイ!そしてビックハグ!
つづき♡