私と映画鑑賞 11
連休期間はhuluにお世話になりました。気付いたら邦画・洋画関係なく毎日観ていました。
今日はその中でも共感した映画『めがね』についてご紹介します。前回お話した『かもめ食堂』と同じ荻上直子監督の作品になります。
主人公のタエコさんが穏やかな海の町に旅行に来るのですが、その町の人々の特殊な生活様式に最初は戸惑ってしまいます。地元の人たちに初めは心を開かないタエコさんでしたが、少しずつ町のことを受け入れ出して、溶け込んでいく物語になっています。ネタバレを避けるのに曖昧な表現になっていますが、大まかな流れはこのようになっています。
到着した翌朝に「ここの観光名所ってどこですか?」とタエコさんは尋ねるのですが、地元の人たちは口を揃えて「そんなものはありません。みんな海を見て黄昏るのです。」と言うのですが、私はここですごく共感しました。なぜなら私も海辺に行って黄昏ることが大好きだからです。むしろ海水浴よりも黄昏ることをメインに毎年海に行っていた程です。笑
この映画を見ていてイマイチ掴めなかったのがサクラさんの存在です。サクラさんも毎年春になるとこの町にやってくる来訪者にも関わらず、毎朝の体操を担当していたり、海辺でかき氷を振る舞っていたり・・・不思議なキャラクターでした。映画を観終わった後にこの記事に出会って腑に落ちました。この作品を視聴したことがある方はぜひ読んでいただきたいです。これから観る予定の方は観終わってから読むとさらに楽しめるかと思います。
万人受けする作品ではないですが、こちらも心を落ち着かせたい時にぜひご覧いただきたいです。
Life is a never ending journey,
KSM
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