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6年通った幼児教室を辞めました①


どうもsumiです。

ここでは、マイクロスクールに入学予定の娘のいる母が
教育について思うことや、日々感じていることなどを自由気ままに綴っていきます。


すっかり秋めいてきましたねぇ。
秋が1番好きな私は少し浮き足立ってます。
今のうちに色々なところにお出かけしたい。


さて、

この記事でもすこーし触れた幼児教室。
今回はその幼児教室に6年間娘たちを通わせてみて思ったことや気づきを書いていきたいなと思っています。

今回の記事は別に幼児教室をディスったりする内容ではない(はず)ので、
普通に幼児教室の名前も明かしながら書いていこうかなと。



幼児教室に通い始めたきっかけ

現在6歳の長女が産まれてすぐの頃。
あるテレビ番組(確か林修先生が出てる番組だったはず)で、
東大生が小さい時習っていた習い事として、
「公文式」「七田式」が特集されていました。
公文式はもちろん知っていたものの、
七田式教室は初耳。
新米の父母としては実に興味のある内容でした。
あの東大生たちが小さい時に通っていた七田式教室とは!めっちゃ気になる!(実にミーハー)
その時は産後というのもあり、毎日を過ごすのに必死でしたが、
なんだかんだ我が子には少しでも地頭よく育って欲しい願望があったのもあり、
すぐ近くの七田式を検索して、体験レッスンを申し込みました。
確かその時長女が生後4ヶ月。
人間の脳は3歳までが大切(?)ということをどこかで聞いていた私にとって、
早すぎることはないと思い、すぐ入会を申し込みました。

これが子どもたちが七田に通い始めたきっかけです。(単純)

目から鱗の親教育

七田式教室に入室すると、
子どもの脳の刺激(特に右脳)にいいものとされるものをとことん取り組みます。
子ども(赤ちゃん)に対してそういった取り組みをする一方で、
授業の終わりに親に対しても育児の勉強の機会を与えてもらえます。
この時間が、育児の右も左も分からなかった私にとっては実に有意義な時間でした。

普段教室でのレッスンにもある知育関係のものから、食生活やその他の生活習慣まで、さまざま子どもにとって良いこと・良くないことを配布されたプリントを交えて教えてもらえます。
例えば、牛乳は日本人の身体には合っていないから飲まない方がいいとか、白米より玄米の方がいいとか(もっと詳しく教えてくれますが)、「まごわやさしい」の食生活を心がける、添加物はなるべく避ける、テレビはなるべく見せない、早寝早起き睡眠時間はしっかりと、等、基本的なことから、全然知らなかったことまで色々と教わります。
ここに関しては色んな考え方があると思うのでこれが絶対ではないと思いますが、まぁ一理あるなぁと思うことがほとんどでした。

比較的ズボラな私でもできることは実践してみたり、ズボラだからこそ実践できなかったりしたこともありますが、知識としては得られてきたと思います。

子どもたちと生活する上での一定のベースは七田式を通して整えられてきた気がします。


娘と私の変化

長女が年少になる前までは親子ともに楽しく通えていました。
長女が年少に上がる時に次女も保育園に入園するタイミングで今までいた保育園を転園したり、私が仕事復帰をしたりして、生活も少し変化がありました。

その時くらいから、七田式のレッスンも少し勉強色が増えてきたり、宿題も増えてきたりと、
レッスン自体も変化を見せてきました。
七田式の先生曰く、年少以降は右脳から左脳へ次第にシフトしていく時期とのこと。
私自身もそうなんだぁくらいにしか思ってなかったのですが、
年少に上がると宿題の量も一気に増えました。
暗唱の発表など色々挑戦できることはあるものの、子どものモチベーションもあまりついてきていないのが分かり、通うことが少ししんどくなることも増えてきました。

そのような中で1番つらかったのが、長女が授業中座っていられないこと

年少になる前までも落ち着きのなさはなんとなーく分かっていたけど、
立ち歩くほどではなくてそこまで気にはなってませんでした。

レッスンの前半はフラッシュカード中心のインプット教育。後半は知育教材を使っての取り組みの時間。
長女は圧倒的にフラッシュカードの時間が落ち着きがなく、取り組みの時間は待ってましたとばかりにちゃんと椅子に座って真剣に取り組んでいました。

フラッシュカードにはあまり興味がないのかなぁと前から薄々思ってましたが、年少になった途端、フラッシュカードの時間に立ち歩くどころか教室を抜け出してしまう始末。
年少から保育園を変えた環境の変化も伴い、ちょっと荒れているのかな程度に思ってました。
普段生活をしている分には全然気にならないけど、
周りの子たちが普通に座ってレッスンを受けているなか自分の子だけ立ち歩いてしまう姿にイライラさえしてしまっていました。

先生としても教室全体としても椅子に座ってるのが良しとされる七田式。
レッスンを受けている他の子の気が散ってしまうとさえ言われたこともあります。
このことに関しては、決して安くはない、むしろめちゃくちゃ高い月謝を払ってきているわけだから、
どの親御さんも子どもが集中してレッスンを受けて欲しいと思うのは当たり前。
周りに立ち歩いてる子がいて自分の子の注意が散漫してしまうことに良く思わない親御さんもいることは納得できます。

毎週、毎週、レッスンのたびに子どもが立ち歩かないように抑えつける時間がいつしか苦痛でしかなくなってきました。
私はなんでこの子を七田式に通わせてるんだろう。
長女のいいところはたくさんあるのに、なんでここまでして押さえつけなければならないんだろう。
私はこの子のいいところを伸ばして褒めて愛してあげたいだけなのに。
そういう想いが大きくなって、七田式を辞めようと思い、一度先生に話したことがあります。
その時、クラスの先生は、「年少のこの時期は環境も変わってみんな落ち着かなくなるものだから、しばらく様子を見て」と言われました。

また、長女に七田式辞めようか聞くと、辞めない!七田式行く!!と言い張ってたので、七田式に通うこと自体は好きなよう。私もしばらく様子を見ることに。

また、私が2人目の産後でホルモンのバランスや仕事の忙しさもあり、どうしてもイライラがおさまらなくなってしまうことが多かったため、
土曜日に夫に代わりに行ってもらうことにもしました。
夫に辞めようかどうか相談した際も、今辞めたらもったいないから、俺が土曜日に連れて行くと言ってくれたのも大きかったです。

それから様子を見ていて、先生も変えたりと試行錯誤しているうちに、フラッシュカードの時間の落ち着きのなさは相変わらずだったけど、年中に上がる頃には、立ち歩くことはなくなってきました。
宿題も嫌がることなく楽しんでいたので、まぁ続けてもいいのかなぁなんて思っていたり。

そんなこんなで、辞めようかどうか迷いながらもずるずると続け笑、年中もおわり、年長に。

ちなみに次女も生後半年から通い始めてました。嫌がりもせず楽しんでいる様子。

変化した教育観

冒頭で紹介した記事にもある通り、年中の頃から長女の小学校について考えることが多くなりました。
そこで出会ったのがオルタナティブ教育。私たちが良いなぁと思った教育がそこにありました。
でも正直オルタナティブ教育って基礎学力がしっかりついてくるのか不安な面もあり、七田式を続けるのはありかなと思い続けようと思ってました。

次女も年少にあがり、長女とレッスンの時間を合わせて、土曜日の午後に夫と家族4人揃って七田式に通うことで少し楽にはなってきたものの、
今度は次女がレッスン中かなり落ち着きがなくなって、フラッシュカードの時間に教室の外に出るようになってしまったのです。
長女の時とデジャヴが起こりました。
さすが姉妹(笑)。性格の違いは少しあるものの基本的な性質が似ている。
フラッシュカードのようなインプット教育には興味がないし、興味がないことに対しては見向きもしない。
そして、長女と同じく知育教材の取り組みの時間は自分の席に戻ってじっくり取り組む。
もちろん、この姿勢は七田式としては良しとしません。
でも、この2年間で私の教育観はかなり変化したので、長女の時のように次女をおさえつけてまでレッスンを受けさせるようなことはしませんでした。

それはなぜか。
七田式を通して考えたこと。
まだまだ書きたいことがたくさんありますが、
かなり長くなってしまったので、
続きは次の記事に書くことにします。

ではまた。

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