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DUPの輪で感じたこと(in ベトナム)

2024年12/1~12/7の7日間、
22か国、152人が、ベトナムのタイハイ村に集まり、
DUPの輪が開かれた。

朝から夜まで、
ひたすら祈りの音を奏で、踊る

DUPについては、
ちよちゃんのnoteを見てほしいです (o^―^o)
とっても分かりやすい♡


私は、日本で3回くらいしかDUPの輪に行ったことがなくて、
「DUPってなんなんだろう?」状態、、
でも、
「世界中の人と歌い、祈り、踊るって、絶対楽しいじゃん、、、!」
そんな気持ちで、ベトナムに行ってきました。


すごく不思議な時間だった。
感じたことがたくさんあって、言葉にならない、
けどとても大切な感覚な気がする

よくわからないままを、そのままにしてもいたい、
けど、言葉にして伝えてもみたい、

感覚を言葉にすることは大変だったけど、
楽しく書いてみました(^^♪


〇まえがき
人それぞれ、そしてその時の状態によって、DUPの感じ方は全く違います。あくまで私が、その時の私の状態で感じたことを言葉にしています。
DUPにピンとくる人が、DUPに出会う機会になったらいいなあ


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言葉が身体から抜けると

言葉が身体から抜けると、
すっ、と人の傍に寄って行ける、
人と近くなれる

むしろ、私とあなたが重なっていく感じ、
純粋な気持ちだけがずっとある、

その人も私も、「人」そのものが浮かび上がって、
「人」同士でその場に一緒にいる、
全員、一人一人のうちに深淵な広大な世界があり、
それが一堂に会している、

初日は「知らない人」、
けど一緒に過ごすにつれ、
一人一人のことをものすごく大切な存在に想っている自分に気付く、

世界中に家族が出来たなあ

お昼寝中zzz
最初私だけだったのが、気付いたらたくさん集まってた

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声を聴き合う

そこに居るみんなが、
まなざしを注ぎ合って、
一つのいきものの細胞の、わずかな振動をお互いに感じ合っているような、

そんな空気感がずっとあった、
それが好きだった、

パレスチナから来た彼女をかこんで一緒に涙したり、
「マッサージをできるよ」「薬を持ってきたから使ってね」と、
おのおの分かち合いたいことを申し出たり、

声を聴き合う静けさ
でも、地球のどこよりも賑やかだった

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お互いの存在が確かになっていく

相手の瞳の中に、
まるっと私の全身の姿を見つけた瞬間があった、

「私はここにいる」
こんなに確かに、自分が存在していることを感じたことはなかった、

ずっしりと、足裏から大地に深く、強く根が張るように、

それと同時に、相手の中にも「確かに」私が存在している、
お互いの存在が確かになっていく、
そんな感覚だった

7日間で64曲を踊った

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みんなの中に包まれる

3重の踊りの輪が、ぎゅーっと真ん中に集まって、
隣の人の肩を抱いて、全体ではぐしているような時があった、

「ここで包み包まれている限り、なにがあっても大丈夫だな」

深く安堵し、
心がやわらかく音を立てて溶けていくのが分かった、

DUPってなんなんだろう?

生きものがおしくらまんじゅうをして温め合うように、
人が輪をつくることは、
人が人と生き合う世界の、なにかを思い出そうとしているのかな、

DUPはその旅をしているのかな、と思った

輪になり手をつないだり、肩を抱いたり、
人のぬくもりと存在を肌で感じていく

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空(から)になる

私が歌う、私が踊る、ではない、

「ただ音が出てきているなにか」、「ただ動いているなにか」、

生み出すものではなく、すでにある、知っている感じもする、

それを私は、ただみている、

いったい何をしているんだろう

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存在することが愛される

私にとって「踊ること」「歌うこと」は、息することに近い、

一つ一つの曲の空気を感じとり、
自分は一部として、
全体の踊りの輪に息を吹きかけて遊びながら、
その瞬間の生きている踊りを楽しみ、味わう、

そんな過ごし方をしていたな、

「楽しい」が体中に満ちていた、
溢れてたんだと思う、

何人かが、
「輪の中でかすの笑顔をみるとほころんだの」
「かすのJOYは特別、ずっとそのままでいて欲しい」
「輪の中でかすの笑顔を探していたよ」
と、伝えてくれた

私に直接、想いを伝えること自体が嬉しくてたまらない様子、
むしろみんなの方が弾けていて、にっこにこしていて、
そんな彼らの様子を見て、私の方が嬉しくなった、

言葉でなくとも空気感で、
まなざしで、
あるいは、背骨が折れてしまうんじゃないか、
と思うくらいきつく抱きしめてくれた友もいた、

私はここで生かされる道があるんだな

私のJOYも、輪の中で生まれるたくさんの波の一つで、
ちいさいけど確かに波紋を生んでいたんだな、
そしてそれが愛された、
ものすごく多くの人に愛されているのを感じた

私に限らずみんながお互いに、
存在自体をものすごく愛された7日間だったんじゃないかな

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日本の根

日本からの参加者で、全体の場を持つ機会をいただいた、

「ふるさと」を歌った時、一本締めをした時、
私の身体の奥底に流れる日本的ななにか、
日本人の根、上手く言葉に出来ないけど、
消そうと思っても消せるようなものでない、「懐かしい何か」を発見した、

寄るべき港のような

今回みたいに世界中の人といる時は、
この感覚をお隣に座らせておきながら、
みんなと一緒にいたらいいんだな、と思った

Japanese Gala
みんなでふるさとを歌う

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一本締めのこと

152人での一本締め、

一瞬で、日本の「なにか」がその空間を大きく包容するような、
それは透明で、清廉で、場の心が洗われるような、

言葉ではとても表現できないけど、
この感覚はまだ残っているし、ずっと忘れることはない

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小川があつまり、大河となる

DUPには、
さまざまな分野のプロフェッショナルも多く集まっていた

シャーマン、心理学者、気功、東洋医学、音楽、シンガー、ダンサー、ヨガマスター、セラピスト、活動家などなど、
それぞれ想いをもって日々、道を探求してるんだと思う

今回のDUP、
各々なにか心に触れるものがあって、
育んできたもの、持って生まれたものを持ち寄った、

世界中の、人ひとり分の小さな小川が合流して、DUPという大河になる
その大河の幅と深さが大きくなるほど、
より多くの小川が合流しやすくなる

これから1年、
それぞれの小川を豊かにして、次はタイで、また再会する

2025年11月 次はタイ開催

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探求の道

私はこの人たちから学びたいことがたくさんある
このDUPという大河の流れの上に、
私のなりたい姿、がある、

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小さな身震い

DUP中、
混乱していた、悩んでいた、
「私には向いていないんじゃないか」
「自信が無い」
「どうやってDUPの海を泳いでいったらいいのか分からない」
「私にとってのDUPの落ち着きどころはどこだろう」
「DUPの精神を大切に出来るのだろうか」

けど、
大好きな韓国の子がリードしてくれた輪で、

心が震える感覚

小さな身震い

を味わった

それらが生まれるほどの喜びがある、
純粋に、DUPの輪が「好き」で、
私にとって、
その小さな身震いを感じることができる、DUPの道にいたい、
それで十分だな、と。

心にあった不安、
頭で考えていたことがすごい勢いで流れ、
それが涙となって溢れ出て止まらなかった、

知っていると思っていた心の範囲をはるかに超え、
頑張って言葉にするなら「なにがあっても大丈夫な感じ」が
彼方まで広がり、
私を越えた空間に降り注いでまた収縮して、
私の中にどっしりと根付いたのを感じた、

体内がまるっきり変わったような感覚、
帰ったら「顔変わったねー!」って言われた(笑)

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人が人といること

人それぞれ、大切にしていることは違い、
役割を分担して生き合っている、

私は、
「人が人と一緒にいたいと想う気持ちは大切にされることをみんなが知っている」

そんな道を探求している
DUPは、そんな私の道の一部な気がしている


おわりに

読んで下さり、ありがとうございます。
どんなことを感じられたんだろうか?

さて、
日本のみなさんに、まだまだDUPの輪に集まってほしい、

この輪はもっと色彩豊かに、そして楽しくなっていく、
日本でたくさんの人とDUPの舟を作っていったら楽しいな、
集う人の幅が広がれば、
それだけがっしりとした、かつ遊び心もあるような、
多くの人が乗りたくなるような舟が生まれるから、

それぞれの人が生かされる機会の豊富さがDUPにはある、
踊ってもいい、音を奏でてもいい、空間を香りで作ってもいい、
輪には入らず傍で見守っていてもいい、

心の声を聴く人、身体から癒す人、
分析したり、文章や絵で表現する人、
はたまたDUPの輪に嫌悪感を持つ人の感覚も、大切

少しでも気になったらぜひ、連絡をください

お友達にもシェアしてほしい、
この文章もシェアしてくれたらすごく嬉しい、
見ず知らずの誰かにも届きますように、
そして、

DUPの輪に一度、行ってみてください

2024年12月現在、
東京でみさこちゃん、神奈川でちよちゃん、岐阜でかおりちゃんが
輪を開き続けてくれている

東京 https://www.facebook.com/share/18seuBUVXi/
神奈川 https://www.facebook.com/share/19xSfrdRjJ/
岐阜 https://www.facebook.com/share/1CsdpcKSRZ/

あなたの感じたDUPの体験を、ぜひ聴きたいです
私も輪を開いていきます、すこしずつ、すこしずつ

そして2025年11月、
一緒に、次のDUP(タイ開催)に行きましょう!


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