己の知るフランス舞踊のすべて

はじめに

第一に、踊りはその土地、その文化に根ざしたものだ。第二に、踊りは見て学ぶものだ。であるからして、日本語でフランスの踊りについて記録を残そうというのは無理がすぎる。それでも恥を忍んでこのような試みをしているのは、そろそろ直接の伝達に無理があると思えてきたからだ。踊りの担い手は若い人間だ。そこに継続してアクセスできなければ何も残らない。

このブログの目的

ここには私が知り得たフランス舞踊の知識を残す。一番助けられるのは自分だろう。
日本でフランスの踊りを嗜む人間は少ない。自分の知る限りで、向上心を持って取り組んでいるのは20人もいないだろう。それでもなお、私は少しでも多くの人に興味を持ってもらいたい。少しでも多くの人に“下心を持って“踊ってもらいたいからだ。下心の意味合いは自ずと分かるだろう。もっといえば、私はフランスの踊りが君の下心を満たすものであると信じている。

他の舞踊備忘録との差異

どの足を踏むだとか、A-Bパートがどうだとか、日本で最初に講習されたのがどこかなどを書くつもりはない。君がフランスの踊りをしたいと思い、自分で調べ、様々な音源や映像に触れた際、同じ道を辿った人間がいたことを知ってもらいたい。それだけである。とはいえ、私が先人から学んだように、何を考えて踊っていたか、その踊りをどう捉えていたが、および”下心“について、後続の人間に少しでも残しておきたい。

それでは

いつのひか、Plinnを夜通し踊れる世界を目指して。