ゼノンザードの思い出。
みなさまこんにちは。芦澤佳純です。
ゼノンザードがサービス終了してしまってからだいぶ時間がたってしまいましたが、いかがお過ごしでしょうか。本当はサービス終了して少ししたらこういう振り返りを書こうと思っていて、Twitterのご挨拶もあまり多くを語らずにいたのですが……
今思うとだいぶ淡泊だ……すみません……!好きすぎてなにも書けなかったパターン……
なぜ急に書き出したかというと、ちょくちょくゼノンザードの話題をTwitterで拝見したり、「そういえば頑張りだしたの去年のこのへんだったな~」と思ったりしたのが理由です。
ゼノンザードの振り返りというよりはそれに関わらせていただいた私自身のことばっかりなので、それでも良い方は読んでみてね。
私のもとにゼノンザードのオーディションのお話がきたのは、ちょうどコロナで世の中がほんとにやばいぞ……ってなっていた時でした。
お仕事すべてが無期限停止、もしくは白紙に戻ってしまい。「ここから先本当にお仕事が何もない……」という状況の中あのオーディションに呼んでいただけたことはとても幸運だったと思います。
オーディション出演のお話がまとまってからZENONZARD BReAK の刺客オーディションの収録日まではおおよそ一か月だったと記憶していて、その時自分で決めた目標はこれでした。
・ランクレジェンド
・AIレベル99(カンスト)
あと途中参加になるので過去番組をみたり。
私は決して頭がよくないし、プレイングで人を納得させられる自信は正直たりなかったので、情熱と愛(をせめて多少説得力ある数字で)示して自信を足すしかないと思ってました。ランクレジェンドはできるか不安でしたが、ゼノンザードのランクシステムはどちらかというと”褒めて伸ばしてくれるタイプ”だったので実際やってみたらAIレベルの方がギリギリで焦った記憶があります。
幸か不幸か時間だけは無限にあったので、そこからは起きてから寝るまで、一番長いときは13時間くらい画面と向き合っていました。他のオーディションメンバーのランクがどうだったかはあまり覚えていませんが、今の私にやれることをやって臨もうと思っていたのでそういう意味ではちゃんと達成できてよかったです。残念ながらゲームを対戦させていただくことはなく敗れてしまったのですが……
ランキングGWも頑張って走ってた。
このときは完全に対戦を想定して練習して不安で不安で結局夜通しゲームしてオーディションに臨んだのでこの時はほぼ寝ないで挑んでました。笑 それからその時点のミニオンを全部みてなんとなくの土台を考えてから望んだものまねで選ばれたファイアハウンド、ものまね思いつかなかったミニオンTOP10に入るくらい難しい子でした。そういうことあるよね。
そこからはありがたいことに敗者復活戦で拾っていただき。課題が改めて出されて、そこに向かって走ることになりました。
・ユーザー主催の1DAY ARENAに10回以上参加する
・オープンバトルでユーザーに15回勝利
・RANKING SEASON:06で100位以内にランクイン
前の二つはともかく、最後が本当に私には難しい課題で(刺客オーディションだから実力が問われるのは当然だけれど)、やってもやっても進んでる気がしなくて悶々としていました。
うまくない私は、アリーナ10回で満足しちゃいけないし、15回勝利で挑むことをやめちゃいけない。ここもやれるだけやろう。オープンバトルは勝っても負けても正直に結果をTwitterに書いておこう。
結果、感情で書きすぎて人に伝わらない怪文書がTLにたくさん生まれました。
懺悔。オープンバトル開いてくれた人がどういう意味だろ??ってツイートしてくれているのをみてごめんね……ってなりました(本当にごめん)
あとスケジュールにみんなのアリーナの予定全部書いて一日にできるだけアリーナに参加したりした。
あと3件とかも全部アリーナ。
アリーナに追われるみたいになってたので、今思うと多分あんまりいい練習方法ではなかったです。笑
配信で泣いたのもたぶんこの頃。
配信でみんなに教えてもらって、泣きながらやるだけやって、ランキングに臨みました。
ランキング中は毎試合一行の覚書。
こんな感じで毎日書いてました。今見ると分かるようなわからないような。
結果、ランキングは230位。3人中私だけがミッション達成できませんでした。
最終日入る前日にどんなに勝ってもたとえ上位の人が全負けしたとしても100位には入れない量負けてしまって、またたくさん泣いたな……。
悔しかったし、応援してくれてる人に頑張ったら結果がでるんだって示せなかったのが申し訳ないと思ったし、せっかくこの場を用意してくださったスタッフさん方にも申し訳なくて。
ちなみにこの動画も泣いてます。泣きすぎ
負けた人間よりは勝った人間にスポットが当たるべきって思っていたので、受け答えもそこそこに2人のこともっとおめでとうって言おうよ~~私への配慮はいいよ~~って思ってしまっていました(もちろん、そのお気持ちは嬉しかったです)。
そんな中サプライズで伝えられたリベンジ課題「最強AIザナクロンに勝利する」。
正直その瞬間は素直に喜びきれませんでした。
もうやだつらいやめたい!と思ったわけではなくて、負けたのに救済があることで頑張った2人の喜びが薄れてしまうんじゃないかとか、どうせみんな最終的に受かるんじゃないか?と冷める人がでてしまうんじゃないかと。
今改めて考えるとスタッフの方が考えてくださったことに対してなんておこがましいことを考えているんだって感じですが、私のタレントとしての存在はゲームを盛り上げることに貢献しないと意味がないと思っているので盛り下がる要因になってしまわないか不安だったんです。
実際はプレイヤーの方もあたたかく応援してくださりありがたさでいっぱいでした。
そこまでしていただいて、ザナクロンにも勝てなかったんですけどね。
そこは物語の主人公だったらしっかり勝ててみんなで喜ぶとこじゃん!!!!!!!!!!!!
(すごい余談も余談、ランキングからザナクロン戦くらいまではアンジュルムさんのドンデンガエシをずっと聞いてました。結果振るわなかったけど、心が折れるのを阻止してくれた気がする)
もうここまでくると私は完全に吹っ切れてて、周りの方のほうが悔しそうにしてくれて本当に嬉しいやら申し訳ないやら。大好きになったゼノンザードに関われないのは本当に残念だけど、ゲームには真剣に向き合えたと思うしやりきれたかなって思ってました。
でも、それで終わらなかった。
その後ご連絡をいただいて、ザナクロン戦やゲームウィズさんの動画にリモート出演させていただいたり
(ゲームウィズさんにお世話になったときできなかった声アテをTwitterでやったツイート)
THE ZENONという大会の予選から全国大会決勝にまでアシスタントやリポーターで出演させていただきました。
頑張った意味があったのかもと思えてうれしかったです。頑張った、それだけではダメなのが普通の世界でそれでも関わる機会を頂けるのはありがたかった。当日はプレイヤーさんの情報をできる限り調べ(Twitterある方はめちゃめちゃ掘りました)、デッキ公開制だったのでカードの情報を書き留めたり、なるべく準備をして、選手リスペクトの気持ちを大事に挑ませていただきました。
こんなにがっつりDCGをやりこんで本気になったのは初めてでしたが、取り組み方や自分が苦手としていた自ら弱い部分を晒すということなど、日々勉強させていただきました。すぐネガティブになってしまう私には、届かなくても諦めず全力で頑張り続けることが大事だと思えた経験はとても財産です。本当にすべてが大好きなゲームだった!素敵なスタッフさん、共演者の方々、プレイヤーの皆さん、改めましてありがとうございました。
これで思い出は終わりです!何が書きたくて筆をとったんだっけ。なつかしさにかまけてすごく長くなっちゃった。
日々勉強!お仕事頂けるようにこれからもがんばるので、また別の場所できっとお会いしましょう!
芦澤佳純