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ポルトガルファイアサラマンダーの繁殖(1)

 ポルトガルファイアサラマンダーのペアリングから出産までの記録をこちらに載せたいと思います。



 2024年5月12日

 事前に迎えていたポルトガルファイアサラマンダーのペアを同居させます。2022CBということで、どちらも15cmないくらいの大きさです。この時は繁殖のことなど全く考えずに飼育していました。産地はどちらもポルトガルのシントラというところみたいです。

同居直後のペア

 ケースはダイソーで売ってる300円の衣装ケース、床材はピートモスと荒木田土を混ぜて作った粘土です。いろいろな方の情報を参考にして作りました。下に軽石が敷いてあります。そこに水入れとシェルターを設置しています。



 2024年11月17日

 一応クーリングしてみるかと思い、ケースを玄関に移しました。気温は測っていませんが、もともと置いてた場所よりは低いと思います。


 2024年12月25日

 だいぶ気温が下がってきました。玄関の温度は最低10℃くらいでした。この日に、ケースを元の部屋に戻しました。元の部屋の気温は19℃くらいです。


 2025年1月4日

 この日は、前日から泊まりがけで、静岡県の榛原に遠征に行っていました。
 夜、家に帰ってきてサラマンダーのケースを見ていたところ、幼生の死体を発見しました。しかも2匹。水場で死んでいます。まさか、ペアリングがうまくいっていたとは。かなり驚いたのと同時に、昨日ならいきていたのかもと激しく後悔しました。

見つけた時の状態


 2025年1月5日

 この日はテスト前にもかかわらず部活があったので朝7時ごろに起きました。いつも通り生き物たちの様子を見ていると、なんと、水場に幼生がいました!

1月5日に産まれた幼生

 やった!という感じでした。まさか成功するとは思っていなかったので。


 それから何日間か産み続け、1月9日には34匹の幼生を得ています。最初に死亡していた2個体、陸上に産まれていて死亡した2個体を含め、合計38個体を産んでいます。若い個体の割にはたくさん産んだなという印象です。ファイアサラマンダーの繁殖自体、持ち腹の基亜種しか経験がなかったのでどうかはわかりませんが。

順調に産まれています


 幼生の育成など、これ以降の情報についてはまた時間のある時に書きたいと思います。

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