キャリアの中で思う「これでいいのかな?」には2段階ある
お誘いいただいて、帰国して初めて夫以外の人と飲みに行きました。久しぶりに直接人と会って話したので楽しかったです。すごく疲れて今日は一日ぐったり。(その割にメールとかいっぱい書き物したりしてましたけど)
修論提出して10日たちました。ほとんど生産性のない10日でしたが、贅沢な時間だなぁと思います。先のことも少しずつ色々考え始めました。ありがたいことに数社からお誘いをいただいているので、じっくり考えて決めたいと思います。
私は臆病者なので、新しい環境に移るのをすごく怖がってしまって、「これでいいのかな?」と、疑問を持ちながら仕事していた時期も長かったです。そうやってモヤモヤしながら働くことはしんどかったですが、今は「これでいいのかな?」は大きな原動力になるなぁと感じています。ドリームジョブについたとしても、次の瞬間から目標にしていたキラキラしたものが日常になります。目指していた時はキラキラに見えたものは大抵地道な作業の繰り返しからできているもので、現実をいっぱい見ると当然これでよかったのか、これが本当に私のしたかったことなのか?と思うのは当たり前のことです。私思うにこの「これでよかったのか?」には2段階あると思うんです。
これでよかったのか?一段階目
まずこれでよかったのか?と感じることの中の一つに下積みのめんどくささみたいなものがあります。当然新しく始めたものは、いきなり活躍はできません。地味で地道な作業や概念、リズムを身につけていくのは、英語やスポーツの基礎練を積むのと良く似ています。それは「いつかはできるようになる」と、楽観的にコツコツ積み重ねていく以外にないですし、その分野がそこそこ向いていれば(努力が苦痛でなければ)、経験的にですが3年から5年くらい経った段階でビョーンと役に立てている実感を持てる時がきます。これはもうコツコツやってくしかない。
これでよかったのか?2段階目
もう一つのこれでいいのかな?はその役立ててる実感を得た後、「あれ?なんか最近おんなじことばっかりやってる気がする。チャレンジがない。後輩に自分のできることを教えたら自分の存在意義がなくなる」という不安感でした。これの打開策は結構色々あると思うんですけど、私の場合は部署を移動したり、留学に挑戦したり、環境をガラリと変えてしまうことはかなり効きました。環境が変われば当然新しいことを強制的に身につけなければなりません。
特にキャリアの積み始めってこの1段階目のモヤモヤにあたる時だと思うんです。下積みってほんと先が見えない気がするし、伸びてる実感も持てないし、暗闇で手探りって感じありますよね。結構しんどいですけど、どの業界でも下積みはありますし、地味で地道なのは変わりないので、お湯入れて3分インスタントラーメンみたいにはいかないもんだと腹を括って、悲観せず諦めず取り組むしかないですよね。もちろん、セクハラパワハラ、明らかに続けたくないなんらかの理由があれば場を変えた方がいいとは思いますが。
皆さんの「これでよかったのか?」が無事打開できますように!(私も含めて)
それではまた
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