AI漫画手法「小手先の技」で違和感を消す!
ということで春日木的AI漫画手法の第二弾も誤魔化しの技です。
では早速今回使いたい絵を見ていきましょう。
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はい。 今回の絵もひどいですね。
飴細工でできてるの?って感じの長すぎ銃にファンタスティックな飛び方のモブ。
これを使えるように加工していきます。
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人の目は本来まっすぐな物が歪んでいると強烈に違和感をおぼえます。
なので、まずはよれよれの線に黒線を重ね、まっすぐに見えるよう誤魔化しました。
ついでに、後ろのモブの眼も消して存在感を減らします。
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手を違和感なく消すのはめんどくさいので血糊で誤魔化し。
これだけだと物足りないので
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ダメージエフェクトを入れて間を埋めました。
そして、これを漫画のコマに使用すると
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前モブの銃の上の部分がトリミングされ消滅。
長すぎた銃下部は下半身ごと真っ黒にして誤魔化しました。
しかし銃のぐにゃぐにゃ感はまだ残っています。
文字入れで誤魔化せるか……?
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はい。 無理でした!
むしろ文字で視線が誘導され、ぐにゃぐにゃ銃が余計目立つ結果に。
しかし、こういうときには必殺技があります。
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秘儀『グレー落とし』!!
黒40%くらいのレイヤーを上に重ねることで白抜き文字を強調し、同時に後ろの絵の存在感を減らします。
今は修正項目を説明されているので銃の違和感がまだ気になると思いますが、普通に最初から漫画を読んでいたら読み飛ばしてしまうレベルかと。
春日木はAI漫画でよくこの手法を使っています。
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これ↑ の1コマ目の背景なんて、
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元はコレですからね!!
参神宮院の髪、服と合わせて「もう修正してらんねえ!」ってなったのでグレーで誤魔化すことにしました。
ただでさえ情報量が過多で読みにくいことが多いAI漫画。
割と見せたいもの以外の情報量をどうやって減らすかを考えた方が、内容を伝えやすくなるかもしれません。