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ファンと中須かすみに向けた「自分宣言」

おちんちん(社交辞令)
失礼いたしました、初めてのブログで緊張しております。
私、虹ヶ咲から入って元気にラブライバーをさせて頂いております「100日」と申します。

この度わらみん(@WaraminLiver123)さんにお誘い頂き、映画「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編第1章」の公開に向けたカウントダウン企画に参加させていただきました。

こんなまともに挨拶もできないやつを誘ったことを後悔させてやります(お誘い頂きありがとうございます)。

今企画はブログリレーということで、私を含め参加者全員で映画に向かって夢のバトンを繋いでいけたらと思っております。

また、「 #これが私のトキメキ 」をつけてポストしていただけますと当企画、より皆様と盛り上がることができるかと思いますので是非(詳細は下記より)

話を戻しまして

前任者のよつぎ(@42gin)さんから引き継いたこちらのバトン(下記該当ポスト)


世界陸上のリレーのごとく受け取った私がこの度担当させて頂いたのはこちら

はい可愛い
もう既にサムネが可愛い
手袋可愛い帽子が可愛い目が可愛い
YouTubeのアイコンが顔に被ってるのも可愛い
もうブログ書かなくてもいいかな?
十分伝わったよね?かすみんの可愛さ。
終わり!!閉廷!!以上!!みんな解散!!

冗談はここまでにして(上3行は本音)
私が担当させていただいたのは

『Poppin'Up!/中須かすみ』

です。

この曲を一言で表すとするならば

「自分宣言」

なぜこう思ったのかをつらつらとかいていきますので、どうか最後までお付き合いのほどよろしくお願いいたします。


1.初見時の素直な感想

このブログを執筆するにあたって、僕がこの曲をテレビで初めて見た時のことを思い出してみたのですが

正直に言います

マジで覚えてない

正確にいうと「可愛い子だなー」とか「表情あざといなー」とかぐらいは思いました。
しょうがないじゃないですか、あの時は無敵級*ビリーバーも知らない、そもそも虹ヶ咲という存在を初めて知ったぐらいの時期で、ちゃんと意識して見始めたのが5話からだったんですから

もっと言うと最初は別に単推しでもなく箱推しでした。

まだお船のゲーム界隈にいた頃の別垢での投稿

ただこうも思ったのは覚えています

「めちゃめちゃアイドルだなー」

そう、衣装も相まってこの曲はめちゃくちゃ「アイドル」だったんですよね。

その後、無事に虹ヶ咲の沼にハマりアニメのソロ曲も繰り返し聴いていたのですがここで100日、あることに気づきます。

「かすみんのソロ曲、なんか他と違くね?」

2.世界で一番のワンダーランド

一度抱えた違和感というものは中々拭えないもので、この違和感を探るべく他のソロ曲との違いについて考えてみました。

そして出した回答と言うのが

「一番アイドルらしい」

です。

はい、これだけだと何の解決にもなってないしただの初見の感想に引っ張られているだけのただのバカタレコッペパンですね。

でもこの回答、あながち間違いじゃないんです。

と言うのもこの「Poppin'Up!」、他の劇中のソロ曲と比べると(主観にはなりますが)比較的「視線が外に向いている」んです。

例えば

「はじけるような瞬間をキミに」

「Poppin'Up!」歌詞より引用

とか

「私色に染まって心きゅんとしたら笑って」

「Poppin'Up!」歌詞より引用

とか

「かすみんからファンに向けた気持ち」が歌詞に盛り込まれています。

アイドルってファンがいて初めて輝ける存在なので、アイドルからファンに向けてのメッセージを歌詞に盛り込むのって普通と言えば普通なんですよね。

ただこれはラブライブ、リアルアイドルと違って彼女たちのステージの外での姿を私たちは知ることができます。

そしてそれはストーリーにも盛り込まれており、彼女たちは自分たちの抱える不安や問題を乗り越えた等身大の姿でステージに立ちます。

故にアニメにおける彼女たちのソロ曲はパフォーマンスであるとともに「自分との対話」でありどんなスクールアイドルになりたいかの「スクールアイドルとしてのルーツを記したもの」でもあり、夢の出発点になっているんですよ。
だからこそ13話での「夢がここから始まるよ」がとても印象的なものになっていますよね。
本当に神曲…いっぱいちゅき…♡

こういった、歌詞に「こういう不安や弱さがあった、でもorだから私はこうありたい」というメッセージを盛り込む特徴って言ってしまえば、「すごくソロ曲っぽい」んですよね。

ただ(これも主観的な意見にはなってしまいますが)、Poppin'Up!はその特徴が他と比べると薄いと言う印象を受けます。

なぜそう思うのか?
それはこの曲が登場したニ話のストーリーがかすみ自身の問題解決の側面より、かすみの心情に寄り添いながら

スクールアイドル同好会がどのような場所であるべきかと言うかすみの「場所を大切にする」側面の描写の方が強かったから

かすみ自身は「自分がどんなスクールアイドルになりたいか、どんな私でありたいか」は既に分かっていたから

だと思います。

じゃあかすみには夢の出発点はないのか?
それについては後ほど。

「いろんな可愛いもかっこいいも一緒にいられる そんな場所が本当に作れるなら そこは絶対、世界で一番のワンダーランドです」

第ニ話『Cutest♡ガール』中須かすみのセリフより引用

このセリフからもかすみの同好会という場所を大切にする気持ちが伝わりますし、二話の主題が「同好会のあり方」であることが分かりますよね。

3.「自分宣言」

上記で述べたように、Poppin Up!は衣装も歌詞もよりアイドルらしい曲に仕上がっています。
うん、とっても可愛い!!
よし(適当)

ただここで終わらないのがこの曲。

直感的な部分で楽しめるからこそ、深掘りするとより楽しめるんですよね!!

というのも私自身、この楽曲から受ける印象が最初は「かすみんは可愛くて前向きな子だなー」ぐらいで、後半にほんのちょっと弱気な歌詞がありつつもめちゃめちゃポジティブなだけの曲だと思っていました。
多分アニメから入った人たちはみんなそう思っていたんじゃないかなーと勝手に思っています。

あの曲を聴くまでは

そう、令和が産んだバケモノ楽曲、「無敵級*ビリーバー」です。

う゛っ(瀕死)

当楽曲は、かすみ自身の弱い部分を描きながらそれでも自分であろうとする姿を歌った楽曲であり、「中須かすみとかすみんの対話曲」になります。

私は、この曲が中須かすみにとっての「自分との対話」であり「スクールアイドルとしてのルーツを記したもの」だと思っています。

深く触れると趣旨から外れてしまうのであまり書きませんが、この曲の特徴は「鏡越しに理想と現実の二人の自分が描かれていること」、「現実の『中須かすみ』と理想の自分である『かすみん』がいること」です。

この楽曲を聴いてから、自分の中でのPoppin'Up!の印象がガラッと変わりました。

「この曲、めちゃめちゃ強がってる曲だな」

進化中(Updating)
昨日よりも もっと(Growing, growing)
“キュートな私になれ”(Keep on saying)

「Poppin'Up!」歌詞より引用

いついかなるときも(Anytime, anyway, everyday)
私でいること…(Good day, bad day, everyday)

「Poppin'Up!」歌詞より引用

オンリーワンのきらめきを
信じるよあきらめない

「Poppin'Up!」歌詞より引用

どんなことがあっても私でいることを諦めないという気持ちがそのままダイレクトに歌詞に表れています。

そして無敵級*ビリーバーを聴いた後の私にはここの歌詞が

「自分自身に言い聞かせている」

そんな風に聴こえました。

突然ですが、皆さんは今までの人生の中で不安になった時や何かに悩んで辛い時はどうやって乗り越えて来たでしょうか?

多くの場合は誰かに相談するとか、場合によっては諦めたり妥協したりしてその状況を回避したりして解決、もしくは好転させると思います。

ではそれが既に自分の中で答えは決まっていてどうしても譲れないもの、絶対に諦められたくないものの場合はどうでしょうか?

強がってでも、自分で自分を奮い立たせる

こうではないでしょうか?
「自分ならできる!!」とか「なんとかなる!!」と根拠のない、でも前向きになれる言葉を自分に言い聞かせて自らを勇気づけると思います。

中須かすみにとって絶対に譲れないものは「かわいい」であり、そのための自分に言い聞かせる勇気の言葉が「Poppin'Up!」なんだと思います。

かわいいはこの世界を救うから

「Poppin'Up!」歌詞より引用

この歌詞なんてまさに、「根拠なんてどこにもない、でも私がそう思うからそうである!!」を体現した歌詞に感じます。

中須かすみにとって無敵級*ビリーバーが「自分との対話」、「スクールアイドルとしてのルーツを記した曲」であり、Poppin Up!はそこから走り出した自分に言い聞かせるための「勇気の言葉」なんだと思います。

彼女はこの曲の中で一番好きな自分の姿である『かすみん』として、

自分を応援してくれるファンに向けて

そしてたまに自分のことは不安になっちゃう中須かすみに向かって

自信満々に宣言します。

「これがスクールアイドル『中須かすみ』だ」と。

4.終わりに

ここまで駄文にお付き合いいただきありがとうございます。
正直、曲に対する想いだったりってかなりふわふわしているところがあるので、今回このような形で文章にしてみると自分自身、「お前こんなこと思ってたのかよ。。。。頭良くね?」みたいなことを思っていました。
多分このブログのおかげで偏差値が100ぐらい上がりました。
普段はSNSにすごい形相でテストを受けるアフリカのガキみたいな勢いでクソデカ感情を投下しているのでその反動が…。

アフリカのガキみたいな勢いで合宿前の定期テストに挑む中須かすみ


いや本当は最初「Poppin'Up!の衣装で一番汗の染みてそうな部分はどこか選手権」とかやろうと思っていたのですが、流石に企画の品位に関わりそうなのでやめました(多分腋の部分だけど、一番いい匂いするのは帽子の中)。

これ以上何か書くと頭の悪い部分がおそらくバレてしまうので、そろそろ私の手垢まみれになったこのバトンを次の方にお渡ししようと思います。

完結編第1章公開まであと32日(私は100日)。
次の担当はこじまり(@kojimari06)さんです!!

よろしくお願いしまーーーーーーーーーーーーす!!

5.おま◯け

はい、せっかく企画序盤での登場ということで、せっかくだったら今後のブログをより楽しめればと思って書いたマジのおまけなので読まなくても無問題ラ。

今回の企画はアニメ楽曲のブログリレーにより、アニメ虹ヶ咲自体を振り返る企画となっております。
そこで賢い私は考えました。

「よりアニメ虹ヶ咲を楽しんでもらおう」

よってここでは普段細かいところまでは見ないEDクレジットについてお話しします。
マジで公園のベンチに座っているおっさんの戯言ぐらいに読んでもらえればと。

私、ラブライバーである前に1人のアニオタであります。
故にアニメ自体が大好きで、それが興じてアニメの作り方についても一般よりは多少詳しいと思っております。
その知識を活かしながら、分かる範囲で普段あまり見ないEDクレジットの詳細を見て、このような神アニメを作ってくださった人たちのことを少しでも知ってもらえればと思います。

「監督」
アニメの責任者、神

監督 Big LOVE・・・

「絵コンテ・演出」
画面の見せ方やどのような画にするかの責任者。
ここの人の技量でアニメの面白さが変わると言っても過言ではないです。
特にラブライブだとライブシーンは一番特徴が出やすく、Butterfly やStars we chaseの演出をされた中山さんの画面なんかはシネスコサイズのよりエモーショナルなカットになっていて特徴が現れていますよね。

演出Big LOVE・・・

「作画監督」
演出の指示通りに画面が作られているかのチェックをする人で、演出の指示に従ってキャラクターから後ろの背景のパース感等まで直すのが「作画監督」、キャラクターのディティールを集中的に修正するのが「総作画監督」になります。
各グッズの版権もこの人たちが描いてたりします。
この人たちのおかげでアニメは統一感のある絵でまとめられているんですよね。

作画監督 Big LOVE・・・

「CG」
CGはこのなかでさらに細かく分けられますが、主に「全体の責任者」、「各話数の責任者」、「舞台のモデルを作る人」、「キャラクターモデルを作る人」、「カメラワークをつける人」、「モーションをつける人」ぐらいで分かれています。
虹ヶ咲のモデルは特にレベルが高いですよね。

CG Big LOVE・・・

「原画」
カットごとの画面を作る人たち。
絵コンテという設計図をもとにカットごとの骨組みを作る人たちなので、お気に入りのカットがある人はネットで調べてみるといいかもです。
個人的には未来ハーモニーの橋の上のカットを担当した松本元気さんがイチオシです。
TOKIMEKI Runnersの佐藤浩一さんやENJOY IT!の小林さん(にじよんのEDもやってる)もいいゾ。

原画 Big LOVE・・・

「第2原画」
原画の人たちの作業は二段階に分かれており、最初のたたきを作る「LO」、それを清書した「原画」に分かれています。
この第2原画の人たちは、そのうちのLOを描いた人がスケジュール等でできなかった原画を代わりにやる人たちです。

第2原画 Big LOVE・・・

「動画・動画検査」
動画では原画の人たちが作ったものを実際の画面に映せるものにします。
僕たちが見ている画面の線はこの人たちが描いたものになります。
さらに動きが自然に見えるように「中割り」と呼ばれるものを描いているのもここで、この人たちのおかげで生き生きとした推しが見られます。

動画・動画検査 Big LOVE・・・

「色指定・セル検査・デジタルペイント」
色を塗っていく人たち。
場所や時間帯が変わればその都度違う色を塗る必要があるので、キャラの多くて色々な場所に行く虹ヶ咲はめちゃめちゃ大変。
自然な画面になるのもこの人たちのおかげ

色指定・セル検査・デジタルペイント Big LOVE・・・

「背景」
キャラクターの後ろの背景を描いている人たち。
虹ヶ咲は実在する場所が多いため、整合性をとるのが大変。
聖地巡礼が捗るのもこの人たちのおかげです。

背景 BigLOVE・・・

「撮影」
色々なところで作られたものを最後に合体させる人たち
レインボーブリッジの下の光の処理とか、ライブシーンの画面をリッチに仕上げているのもこの人たち。
最近のアニメはこの人たちなしでは成立しない。

撮影 Big LOVE・・・

「制作進行」
担当話数の今まで上げた工程の人たち全ての管理をする人
その話数の原画さんを呼んでくるのもこの人
マジの社畜(らしい)

制作進行 Big LOVE・・・

「制作デスク」
そのタイトルの制作進行を管理する人
管理職の管理職なので、動いている話数分忙しい
多分世界で一番激務(らしい)

制作デスク Big LOVE・・・

「設定制作」
アニメに出てくるキャラクターからその服装、小物まで全ての発注と管理する人
この人がいるおかげで、ファンにとって嬉しい小ネタの数々がアニメで登場している

設定制作 Big LOVE・・・

あと、OPにしかありませんが

「音響監督」
普通のアニメでは、この人が主にキャスティングに関しては動いている
声優さんへの演技指導もこの人
音関連の総責任者

音響監督 Big LOVE・・・

「プロデューサー」
作品全体の総責任者
監督、キャラクターデザイン、脚本、色彩設計、背景、音響監督等、クレジットに出てくる名前の人は基本的に全部この人が連れてくる
虹ヶ咲を神アニメにしてくれてありがとう・・・

プロデューサー Super Big LOVE・・・

本当はまだまだ触れておきたいのですが、あまりに多くなるので…。
このあたりを見てみるのもアニメを視聴する上で楽しいかもしれませんね。
ほな!!(4thライブDay2『TO BE YOURSELF』終了後風)

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