春日華子の「性」なる日記 ヨク
ヤマト君が帰り、一人ホテルのテレビを見ながらお酒を飲んでいた。
緊張だったのか、初体験だからなのか。
いや、まさかのコンドーム爆笑事件が自分を落胆させていることには気づいていた。
愚かだ。
そして笑いも噴き出る。
まさかの時間に大金を使い、ハグされ、ウデマクラで女を感じて喜んで、望んでいたものとは程遠い行為だったにもかかわらず、ヤマト君はプロとして言葉優しく私を包みこんだ・・・。
しかし、人とはヨクな生き物で。
ちょっと冷静になると「ん。あの行為でン万円??」
などとヤな奴になる。
でもヤマト君は相手が誰ともわからず待ち合わせ場所にやってきて
若くない女を優しく抱き寄せる。
まぁ、正当な対価か。と納得してみたり、ベッドの上をゴロゴロしてみたり。
気が付くと朝の東京は雨だった。
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フリーで記事、取材もしています。会社に所属しています。
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