春日華子の「性」なる日記 恋は終わるもの
恋は終わるもの。
終わった後はともに歩むのか
別れなのかそのストリーはその人たちにしか書けない。
アキラ君が大変な時、心配しつつも次の東京での予定もたっていた。
ふと。
終わりに気づいた。
こんなに好きになってしまって、ヒモにしたいぐらい仕事して
毎日胸が苦しくて。
でも、何十万も使ってセックスのご褒美もない信頼関係って
なんだろう。
言葉で操られている疑念が広がってきた。
昨日と違ったDMを送る私にいら立ちを隠せないアキラ君。
話し合いたくても話し合えない。
東京に行くしかないのか。
でも、東京に行くとまた、流れに飲まれる。
わかる。
だって、本当に夫に似ている。
でもね。
夫は私に嘘はつかなかった。
それは愛してくれていたから。
アキラ君には愛は求めていない。
恋も勝手にして、勝手に胸が苦しいだけ。
そう思うと
「終わりにしよう」
と何度も書いた。
アキラ君はセックスが問題なの?
そんなのできないに決まってんじゃん。
お店にばれたら殺される。
その言葉がまた、悲しくなった。
信用されていない。
「終わりにしよう。」を繰り返した。
突如アキラ君はキレた。
「自分の都合ばかり言って」
そうだななぁ。
お金の関係でなければ言わないよ。
好きなんだもの。恋してんだもの。
愛は永遠。
夫の死で得たもの。
恋には終わりが来る。
忘れててたタイムカプセルを開けた気がした。
もう、連絡はしないでくれ。
俺からのお願い。
おいおい。その前の私の文章は読んだんかーい!!
ってため息のアキラ様返信。
まぁ、いいけど。
針の穴ぐらいにまだ胸はチクチクするし、
アキラ君の言ってる意味もわかんないけど
聞く気力もない。
最後に
「バイバイ」って書けなかった私の小さな恋のメロディ。
今日、やっとかける。
とっても幸せで生きる道しるべが見えた時間だったよ。
最後までアキラ君の本当の姿が分からなかった。
残念だよ。大好きでした。
アキラ君。バイバイ。
ヨウコ