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下ネタは性への恐怖を取り除くためのもの


あいさつ

こんにちは、寒いですね。
 私は仕事もひと段落つきまして。よろしくお願いします。

男性の下ネタ

 ところで、下ネタは女性から毛嫌いされています。
 なぜなら侮辱を感じるからではないでしょうか。
 男性の軽はずみな様子や、内輪の身勝手に高まった感情に、排他的な様子を感じることもあると思います。

 男性の下ネタは主に女性への恐怖から生じています。
 男性は無垢にそそり立つ裸の自分自身を、毛でおおわれたよくわからない洞窟に探検に行かせるのですから、そりゃあ少なからず恐怖を覚えます。
 童貞だから仕方がないのです。慣れた男性であれば女性に不快に思われる下ネタを言うことはないでしょう。欲望の充足に対する願望が恐怖を上回っているからです。
 心霊スポットに訪れた人が怪しげなトンネルに入る直前、大声で笑いだしたりすることがあるでしょう。あの心理です。侮辱して、バカにして「こんなの怖くないや!」と気持ちを乗り越えさせているのです。
 良くないのは侮辱はけしからんとコミュニケーションを断ってしまうことです。相手の気持ちが分からないまま自分の不快に振り回されて、きっといいことはありません。多分。

 女性が好意を寄せている男性の下ネタを聞いたら、怖がらなくてもいい、とナウシカのように諭してあげることがあると、優しいかなと思います。

ほら、怖くない

女性の下ネタ

 女性も下ネタは語ります。女性の場合はどちらかというと情報の共有が主です。誰かと誰かが引っ付いた、誰かが性行為にいたる時とんでもなく汚らしい行為をした、など。
 高校の教室。休み時間に、アクティブな女子グループが教室の隅でひそひそと話している。
「昨日彼に中で出されちゃった…」
 彼女らとは無関係な様々なグループもみな耳を大きくして聞いてしまう。このどうしても体験したこと知っていることを、言いたくなる、聞いてしまう。これが女子の下ネタです。
 女性は受精時に自らの身体を無防備状態にするため、相手の情報を逐一収集しようとする傾向があります。
 女性の下ネタは物理的、医学的な目標のため行われていますが、男性と同じく恐怖や危険を回避するために使われています。たしかに男性の下ネタの不愉快さはそこにはありませんが、女性は下ネタよって、下ネタを聞かされた女子の恋愛行動をコントロールすることが出来ます。医学的恐怖は死ぬかも知れず、絶対的なため、下ネタによって社会行動をコントロールできるという意味では、男性の下ネタのような無垢さは、ないことがあるかも知れません。

 チンパンジーなどサルは出産経験が豊富なメスの方がモテると言われることがあります。物理的に出産は難しく、手慣れる必要があるからでしょう。
 それに比べてヒトは、モテ男性と向け意見女性がモテる傾向があります。それは、洞窟探検の恐怖を克服していることと、感染症にかかっている恐れが少ないことが原因と思われます。

まとめ

 私的研究の結論ではありますが、下ネタは恐怖を克服するために使われており、男性は心理的恐怖、女性は医学的危険から回避するために使われています。また下ネタを適切に使えないヒトたちは、きっと文明以前に絶滅しているのでしょう。

 どちらにしても、コミュニケーションを怖がらず面倒くさがらず、情報だけで相手を分かったような態度をとるのは、もったいないかも知れないので、私は気を付けたいです。
 わかってるけどできないんだよな。


以上です。

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